2010年のフランス映画「パリ猫ディノの夜」です。
アカデミー賞長編アニメ映画賞にノミネートされた作品です。

パリに住むゾエという少女が飼っている黒猫のディノは夜になると家を出てどこかへ出かけます。
朝になると帰ってくるのですが、夜ディノがどこで何をしているのかゾエは知りません。

ゾエにはジャンヌという母親がいますが、父親は亡くなっています。
そのせいかゾエは一切言葉を発することが出来ません。
ジャンヌは刑事をしていて、現在パリを騒がす大泥棒を追っています。

さて、物語はディノが夜中に何をしているのかというとこに焦点が。
実はディノ、夜になるとゾエの家を出てジャンヌの追う泥棒の家に遊びに行っていたのです。
そしてその泥棒ニコと共に色々な場所へ忍び込んでいたのでした。
更にギャングのボスコスタとその一味がこの件に絡んできて・・・。

1時間ほどの短めなアニメ映画なんですが、次々と起こる展開が詰まっています。
1時間なんだけど充分満足できる時間だと思いました。

絵がね、自分はちょっと苦手ですかね。
場面によってはオデコに目があって変なんですよね。
さすが芸術のパリといった感じでしょうか。
オッシャレ~な作風です。

うちは代々犬を飼っていて、ネコを飼ったことがありません。
友達の家に行くといるネコが子供の頃から不思議でなりませんでした。
犬みたいに鎖に繋がれず、犬みたいに愛嬌よくないし、窓から外に散歩に出て、きままに帰ってくるのです。
不思議だなぁと思ってましたが、最近ネコも飼ってみたいなぁと思うように。
気ままに家に帰ってくる感じとかちょっと面白そう。
この映画のディノもそんな感じで可愛かったです。
でも、あっちこっちひっかくのね。

オススメ度「38%」