
2012年のイギリス・アメリカ映画「モネ・ゲーム」です。
1966年の「泥棒貴族」という映画のリメイクです。
監督はマイケル・ホフマンで、脚本はコーエン兄弟が書いています。
コリン・ファース、キャメロン・ディアス、アラン・リックマンなどが出演しています。
原題は「Gambit」、意味は「作戦」です。
主人公のハリーはシャバンダーという金持ちの男に雇われている鑑定人です。
ハリーは絵画に詳しく、シャバンダーはモネの作品を集めているわけです。
しかしシャバンダーはハリーに対して冷たく、常にハリーをバカにしています。
ハリーの怒りは限界、このシャバンダーにひと泡ふかせてやろうと考えるのです。
その作戦とは少佐と呼ばれる贋作のプロにモネの作品を書いてもらい、それに嘘の鑑定をして「本物だ」と言いシャバンダーに高く買わせようというのです。
その贋作を所持してる役としてPJという女性が雇われ、3人でシャバンダーを騙す作戦を決行するのでした・・・。
という感じで1人の男を騙すという映画なわけです。
ハリーの想像ではバッチリうまくいくはず。
実際冒頭でとんとん拍子で作戦はうまくいきます。
がしかし、それは全てハリーの妄想・・・。
数分間映画観てる側が騙されてしまいました・・・。
んじゃ今度はほんとにやりますよってことで実行。
しかし、ハリーの妄想どおりにはなに1つうまくいかないのでした・・・。
キャメロン・ディアスがいつものテンションでいつも通りの役をやってました。
キャメロンいつもこんなんだ。
んで、毎度のとおり下着姿を披露しています。
途中で変な日本人達が出てきます。
「またこういう間違った日本人像を・・・」と思ってしまうのですが、その日本人が「こういうバカっぽくした方がウケるんだよ」って日本語で言ってて面白かったです。
「こういうんだろ?お前らの好きな日本人は。」ってことですね。
英語も変な発音で、ペコペコ頭さげるという。
しかし、ラストで本当はペラペラに英語喋れたというのもウケました。
なんとなーく物足りなさの残るコメディでした。
90分程度なのであまり深く考えこまないでササッと観終わることが出来ると思います。
オススメ度「38%」