
2012年のイギリス映画「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館」です。
何かパッとしないタイトルですが、ダニエル・ラドクリフが主演しています。
ハリポタのラドクリフ君がハリポタ卒業してこれから大人の俳優へと向かうわけですね。
でもそれにしてはいきなりすぎます。
ラドクリフ君が妻に先立たれ、息子1人を養うシングルファザーの役なんですから。
結婚して、子供産まれて、嫁さん亡くなって、色々あったなぁって感じです。
顔もヒゲをたくわえたりして、ハリポタのイメージを消してしまおうとしてるみたいです。
そういえば、ラドクリフ君はハリポタの時、体毛が濃すぎて剃って撮影してたみたいですね。
そんなラドクリフ君演じるアーサーなんですが。
仕事をクビになりそうな状態でして、クビになりたくなかったら○○へ行ってこいと命じられるわけです。
そんな感じですから待遇の良い場所に行かされるわけがありません。
着いた場所は何やら怪しい農村。
怪しい人達。
怪しい事件が次々起こっている。
怪しい・・・怪しい・・・怪しすぎる・・・。
という感じで始まります。
タイトルのとおり「亡霊の館」に行くわけですが、何かがありそうで何も起きません。
何がしたいのか分からないまま退屈と眠気でうんざりした頃、映画は終わります。
結局、幽霊の話だったんですね。
ホラー映画だったようです。
誰かが何かを仕組んだサスペンスなのかなとか思ってたんですが。
完全に幽霊モノだったみたいです。
いきなり「ドン!」て大きな音とかで脅かしてくる洋風なホラーでした。
ハリポタファンの子達ももう大人になったでしょうし、ファンタジーだけじゃなくホラーも観てはいかがでしょうってことでしょうか。
正直微妙なラドクリフ君の演技も含めて、ホラー映画としては1ミリも美味しくない映画でした。
唯一褒めるとすれば、映画自体が短めってことです。
我慢すれば観終われる、止まない雨はないって感じです。
おかげで、この日の夜、変な夢見たわ・・・。
オススメ度「11%」