
2012年のアメリカ映画「エイリアン バスターズ」です。
ベン・スティラー、ジョナ・ヒルなどが出演しています。
原題は「The Watch」でして、映画の中で主人公達が結成する「自警団」みたいなものを称したタイトルになっています。
邦題は「ゴーストバスターズ」からなんでしょうけど、それとは少し違うかなと思います。
最近多い「良い年したおっさん達がはしゃぐ系」のコメディです。
エヴァンはコストコで店長を務める男でして、何にたいしても真面目。
近所でも非常に好評な良いおっさんです。
そんなエヴァンの働くコストコで殺人事件が起きます。
無残に殺された友人を見て「俺が犯人を捕まえてやる!」と意気込むエヴァン。
早速、町の自警団みたいなものを作りメンバーを募集します。
集まったのは、ボブ、フランクリン、ジャマルカスというどうしようもない男3人でした・・・。
真面目1人、あとは破天荒、というのは「ハングオーバー」が大ヒットしたとおりアメリカのコメディの定番です。
日本で言うと「ボケ」と「ツッコミ」ですね。
ツッコミ1名で、あとはボケが多数いると思ってください。
分かりやすいお笑いのグループだとネプチューンです。
てんやわんやの数人を真面目が1人で修正しながら物語を進めていくわけです。
さてさて、良い感じでボケが数名集まったデコボココンビでしたが。
コストコの殺人事件を中々解決できません。
こいつらは酒飲んだりして楽しむことが目的なんです(エヴァンを除いて)。
3歩進んで2歩下がるの捜査の中、なんと犯人はエイリアンであることが判明。
ストーリーすらも破天荒な映画なんですね。
エイリアン出しといて申し訳ないくらいボケの奴等がボケまくりで目立ちます。
エイリアンの立場ないくらいボケまくりです。
そのうちエヴァンもボケ集団の仲間入りしちゃうんで誰も軌道修正しなくなって、ラストにバタバタと終わっていくのです。
フザけてばかりの映画なんですが、とても面白かったです。
良いおっさんが青春してました。
そして、エイリアンがオマケ的な位置にいるのがまた面白いんです。
エイリアンが「俺、エイリアンやぞ!!」って叫びたくなるくらいエイリアンそっちのけで騒ぐメンバー達。
元気が無い時に観ると元気でますよ。
元気な時に観ると疲れますよ。
オススメ度「50%」