
2011年の日本映画「ミツコ感覚」です。
ソフトバンクのあの白戸家のCMを手がけた山内ケンジの長編監督デビュー作となります。
出演は、初音映莉子、石橋けいなどなどです。
ミツコがカメラで写真を撮っていると三浦と名乗る変な男が近づいてきます。
三浦は自分がカメラの雑誌の関係者だから連絡先教えてとか言ってきます。
100%怪しいので当たり前にスルーするミツコでしたが、三浦はしつこくついてきます。
んで、ミツコの姉エミとばったり会い、三浦は警察を呼ばれそうになるのですが。
エミが「同級生だっけ?」と言ったのをきっかけに「そうそう、同級生なんだよー」と言う三浦。
そこにエミの会社の上司松原もバッタリ・・・。
というかなり独特なシュールな会話劇から物語は始まります。
三浦はどうやらミツコのことが好きだったらしく嘘いって近づいてきた模様。
三浦の言ってることは最後まで嘘ばっかりで結局謎のまま終わります。
んで、エミの上司松原は、エミと不倫関係にあり非常にややこしい関係。
この4人がずっとシュールな展開をする映画です。
なんか自然と話すような感じでセリフを言わせてるのは分かりますが、それが逆に不自然でした。
「どうだい、まるで演劇の舞台のようだろ?」と言わんばかりの演出にちょっとゲンナリ。
そして何より登場人物全員にイライラするんです。
ミツコは何がしたいかよく分からないし、三浦は本当にウザいし。
エミは何であんな松原みたいなおっさんが良いのか分からないし、松原はただの女好きだし。
人の嫌なところばかり見せられて気持ち悪いというのが感想でした。
最初から最後までシュールな会話劇で終わるので非常に退屈です。
ミツコはさっさと三浦を警察につきだすべし。
エミはさっさと松原と別れるべし。
三浦は捕まる前にストーカーやめるべし。
松原は以前手をだしてた会社の子とよろしくやるべし。
オススメ度「15%」