
2009年のイギリス映画「ターゲット」です。
原題は「Wild Target」です。
出演はビル・ナイ、エミリー・ブラント、ルパート・グリントなどなどです。
ビル・ナイは殺し屋一家に生まれ育ち、現在も一流の殺し屋として活躍するビクターという役です。
エミリー・ブラントは窃盗・詐欺などを働き金を稼ぐ女泥棒ローズです。
ルパート・グリントはこの2人に巻き込まれ共に行動することになるトニーという役です。
この3人が活躍するドタバタコメディです。
ルパートは「ハリー・ポッター」シリーズのロンで有名ですね。
出演作の半分以上がハリポタですからそのイメージは強いです。
ビル・ナイは相変わらずの落ち着いた演技で素晴らしかったです。
でエミリーがこの3人の中で1番グッドでした。
自由奔放、お金大好き、まるで不二子ちゃんです。
それがエミリーにピッタリでした。
色々盗んだり無茶しすぎたローズが殺し屋から殺されることに。
その雇われた殺し屋がビクターなんですが、ローズがあまりにキュートすぎるため殺せなくなってしまいます。
挙句の果てにローズを守ることに。
ビクターの代わりに雇われた殺し屋が次々と襲ってくる中、ビクターはローズを守るわけです。
それに巻き込まれ同行することになったトニー。
最初から最後までドタバタコメディです。
結構無駄に人が死ぬんですが、笑うとこなんでしょうかね。
銃で撃っても血が出なかったりするのはコメディだからでしょう。
要所要所に笑いが埋まっています。
短い映画なので飽きずに最後まで観れましたが、微妙っちゃ微妙でした。
見所はやはり不二子ちゃん的役割のエミリー・ブラントでしょう。
振り回されちゃうのがよく分かる小悪魔ぶりでした。
オススメ度「32%」