$塩かけると甘くなる映画

2009年のイギリス映画「ブラック・レコード~禁じられた記録~」です。
原題は「Glorious 39」となっております。
この邦題をつけた人のセンスの無さが光りますね。
色んな角度から見てもセンスが無い邦題、あえて放置しとこう。

ロモーラ・ガライ、ビル・ナイと演技派な役者が揃っています。
が、自分はジュノー・テンプルに大注目です。
「ミスター・ノーバディ」でアンナを演じたあの子です。
詳しくはそちらの感想文もありますので、良かったら読んでください。
アンナで一目ぼれしたジュノー・テンプルがこの映画では主人公の妹役で出ています。
でもやはりアンナはこえられないなぁ。(詳しくはミスター・ノーバディ参照)

さてさてこの映画の時代は1939年、世界が戦争に明け暮れてた頃です。
ヒトラーの脅威にイギリスも脅かされています。
主人公アンはお金持ちの娘ですが、一族の血は引いておらず養女です。
ですが家族はアンを本当の娘のように育て愛情に囲まれて暮らしています。
アンには弟と妹がいるのですが、こちらは一族の血を引いています。

ある日、アンは家で1枚のレコードを見つけます。
何の曲が入っているのか楽しみにかけてみると、レコードからは音楽が鳴りません。
ひたすら誰かが話している声だけが録音されたレコードだったのです。
そして、アンの周りで次々と不可解な自殺がおこっていくのでした。。。

戦争の時代に起こった事件をスリリングに描いています。
政治的な思惑が交錯する中、アンの発見した1枚のレコードが全てを解決に導く・・・という感じです。

レコードって簡単に声とかを吹き込めるんですかね?
あまり詳しくないんで分からないんですが、今みたいにパソコンでパパッとCDに曲を落とすのとはわけが違うはずです。
レコードを扱う場所に録音したものを持ち込み、レコードの溝に掘り記録するという感じでしょうか。
そこまでして記録された中身とは・・・というのがこの映画の見所なんですが、オチはさほど期待するほどのものじゃなありませんでした。

アンの弟役としてエディ・レッドメインという役者さんが出ています。
この顔見たことあるなぁ~・・・どこで見たっけなぁ~・・・。
思い出せないし、わざわざ調べるほど興味のある映画でもなかったので、この件も放置。

オススメ度「31%」