2011年のアメリカ映画「ペントハウス」です。
日本では2012年に公開されてます。
原題は「Tower Heist」です。
ベン・スティラー、エディ・マーフィーなどが出演しています。

ニューヨークにある高級マンション、その名も「ザ・タワー」。
マンションというか、高級ホテルのような感じでして、こんなとこに住むにはいったいいくら必要なのか凡人には想像もつきません。
このザ・タワーでマネージャーとして働くジョシュが主人公です。
ジョシュは真面目でしっかりと働くデキる男のため周りから熱い信頼を得ています。
ジョシュはこのタワーの最上階に住むアーサー・ショウという男と仲良くしています。
ただでさえバカ高いこのマンションの最上階といったらそれはもう・・・想像つきません。

しかししかし、そのアーサー・ショウがある日逮捕されてしまうのです。
容疑は20億ドルの横領。
追い出されて終わり・・・かと思ったらそれでは終われない事実が発覚。
なんとジョシュはアーサー・ショウを信じてこのタワーで働く従業員の年金を預けていたのです。
もちろんアーサー・ショウの資産は警察に抑えられてしまっているため年金は取り返せません。
従業員からは冷たい目で見られる中ジョシュはなんとか金を取り戻そうとします。
そんな時、従業員の1人が線路に飛び降り自殺をはかるのです。
命に別状は無かったものの、責任感の強いジョシュはこのままではいけないと強く決心するのでした。

その決心というのは、アーサー・ショウが隠している財産を警察より先に見つけ奪おうというもの。
ここらへんから真面目だったジョシュのキャラが崩壊して、変な方向にその真面目な性格を生かしていきます。

さぁ、盗っ人計画開始!なんですが、オーシャンズのような敏腕スタッフはいません。
非常に妥協しまくって集めに集めた仲間で計画を・・・。
しかししかし、裏切りや離脱者が出てめちゃくちゃ。
果たして、この無謀な計画成功するのやら・・・。

「ペントハウス」っていう邦題が全くしっくりとこない映画でした。
「Tower Heist」が日本に向かないなら「ザ・タワー」そのままでも良かったのに。
何ですか「ペントハウス」って。
ゴージャスなこのマンションのイメージに合いません。
しっかりして!邦題つける人!!

映画自体はとてもテンポよくて面白かったです。
エディ・マーフィがさほどたいした役じゃないのに驚きでした。
別に誰でも良かったのでは・・・と思ってしまいました。
エディ・マーフィも最近はあまりヒット作ないから仕方ないのかな。

自分も1ヶ月限定でいいからこの「ザ・タワー」の最上階に住んでみたいです。
大都会の凄い景色の頂上にあるプールで泳ぎたい・・・。

オススメ度「52%」