2010年のイギリス映画「ロンドン・ブルバード -LAST BODYGUARD-」です。
コリン・ファレル主演で、他にキーラ・ナイトレイも出ています。
原題は「London Boulevard」、「bluebird」ではないんですね。
意味を調べてみたら「Boulevard」は「大通り」という意味だそうで、「ロンドンの大通り」という意味のようです。

3年の刑務所暮らしを終えてシャバに帰ってきたミッチェル。
元ギャングのミッチェルはこれから真面目な生活をしようと考えています。
そして就いた職は女優シャーロットのボディガードでした。

そのミッチェルをコリン・ファレル、女優シャーロットをキーラ・ナイトレイが演じています。
街にはシャーロットの写真や看板であふれていて、シャーロットの人気が伺えます。
しかし、ここロンドンで有名人は常にパパラッチのカメラに狙われ続けます。
家の外には数名のパパラッチが常にシャーロットを撮影しようと待ち構えていますし、外に出れば汚い言葉で罵りながら怒った表情などを撮ろうとしてきます。

そんなシャーロットを守るのがミッチェルの役割なんですが、別に危険な任務ではありません。
ケビン・コスナーの「ボディガード」のように命をかけて守るほどではないんです。
毎日のんびりボディガード業をいそしみながらカタギの幸せを感じています。
しかししかしそう全てがうまくいくわけもなく、昔の知り合いなどから余計なもめごとに巻き込まれていくのでした。

これは自分のせいなのかもしれませんが、コリン・ファレルの出てる映画で当たりに遭遇したことがありません。
毎回毎回微妙な映画ばかり。
コリン・ファレルが選ぶ仕事と自分の好みが違うせいなのか、単にコリン・ファレルが嫌いなだけなのか。
「微妙だ・・・」ってのが多い気がします。

一方、キーラ・ナイトレイも「パイレーツ・オブ・カリビアン」など大作に出ていますが、「これだ!」っていう活躍は無いですね。
「おお、この映画キーラが出てる」っていう話題性が先行してて、中身は「微妙・・・」というのが多い気がします。
コリンとキーラは「微妙」という言葉が似合う2人なのかもしれません。
でも、キーラ・ナイトレイは好きですよ。

ラストは急に「えぇ、こんな展開に?」って感じで終わります。
ドタバタし始めたなぁと思ったら、ギャング映画みたいなノリで終わるんです。
今回も予想を裏切らない「微妙」な感じ。

オススメ度「37%」