2009年のアメリカ映画「クロエ」です。
ジュリアン・ムーア、リーアム・ニーソン、アマンダ・サイフリッドが出ています。
フランス映画「恍惚」のリメイク作品となっております。

ジュリアン・ムーア演じるキャサリンとリーアム・ニーソン演じるデビッドは夫婦です。
お互いそれぞれが仕事で成功していてリッチな暮らし、そして1人の息子と暮らしています。
ある日、キャサリンはデビッドの誕生日を祝うためサプライズパーティを計画します。
当日、友人達を集めデビッドの帰りを待っているとデビッドから電話があり、飛行機に乗り遅れたため今日は帰れないと言われます。
せっかく計画したパーティでしたが、失敗に終わります。

翌日キャサリンはデビッドの携帯に女性から「昨晩はありがとう」というメッセージが届いているのを見てしまいます。
デビッドは飛行機に乗り遅れて帰れなかったんじゃなく他の女と誕生日を過ごしていた・・・キャサリンはショックを受けます。
そしてキャサリンはアマンダ・サイフリッド演じるクロエという女と偶然出会います。
クロエは若くとても美人で娼婦をしています。
キャサリンはクロエにデビッドを誘惑するように依頼するのでした・・・。

という感じで始まっていくサスペンス映画です。
キャサリンは旦那の浮気が本当なのかを調べればいいのですが、それより旦那は本当に浮気をする男なのかを調べるんですね。
クロエに誘惑されてしまうくらいなら、あの誕生日の夜もそうだったのだろう・・・と。
で、クロエは言われたとおりデビッドを誘惑します。
デビッドはまんまと罠にハマりクロエと浮気してしまった模様・・・、キャサリンはまたショック・・・。

でも・・・、クロエがどうも怪しいんです。
何かあるなぁと思いながら物語は進むんですが、決定的な何かは分からないまま終わります。
そもそもクロエって何者だったのでしょう。
何が目的だったのでしょう。
そして、キャサリンが最後の最後で髪にしていたクロエの髪飾りの意味は・・・。

話の大筋は分かるんですが、それ以外の部分が曖昧すぎてよく分かりませんでした。
アマンダ・サイフリッドの濡れ場などがあるためR指定となっています。
本当アメリカの女優さんてスタイル良いですねぇ。
リーアム・ニーソンはこの映画の撮影中に奥さんを事故で亡くしたそうです。
その悲しさをこらえて演技した場面がいくつかあると思うと切ないですね。

オススメ度「40%」