2005年のアメリカ映画「ハードキャンディ」です。
エレン・ペイジ、パトリック・ウィルソンが出演しています。

32歳のカメラマンのジェフはチャットで14歳の少女ヘイリーと仲良くなります。
「会おうか」ってことになり、2人は待ち合わせ。
そしてそのままジェフはヘイリーを自分の家へ連れ込みます。
そこで飲み物を飲んだジェフは急激な睡魔に襲われ眠ってしまいます。
目が覚めるとジェフは縛られ、目の前にヘイリーがいるのでした。

という感じで始まっていくサイコサスペンス映画です。
あまりよく分からないんですが「赤ずきん」をモチーフにしてるそうです。
それにプラスして日本のオヤジ狩りの事件を取り入れたそうです。

要するにジェフはロリコンだったわけで、日々15歳以下の女の子とチャットで仲良くなってはこうやって家に連れ込んでいた模様。
今回もうまくいったと思ったのですが、ヘイリーはこのロリコンのジェフを懲らしめるためにわざと出会い、そして薬で眠らせたのでした。
ここから最後までジェフの自宅だけで物語は進みます。
たっぷりすぎるほどじっくりとヘイリーはジェフを追い込んでいきます。
14歳の女の子とは思えないほどエグイことをしてくるのでR指定になった模様です。

容赦なくロリコン野郎を懲らしめていくヘイリーをエレン・ペイジが演じています。
この映画のあと「JUNO」で世界的に知られることになるわけですね。
他にも「インセプション」にも出ています。
この映画では14歳の設定なのですが、エレン自身はおそらく17歳くらいだったのではないでしょうか。
元々幼く見えるので充分14歳に見えます。
今はもう25歳ですか、まだ全然10代に見えますね。

さてさて、映画の方は延々とジェフに罰をくだしていくのですが、とうとう去勢までやろうとします。
ヘイリーは本で学んだから大丈夫と言いながらジェフの股間を・・・ひぃ・・・、映画観てる男性はとても直視出来ないでしょう・・・。
もちろんその映像は写らないんですが、想像するだけで痛いんです、惨い・・・。
しかししかし、このジェフ、ただのロリコンじゃないもよう。
そして全てを知っているかのようなヘイリーの口ぶり。
ジェフは何を隠しているのか、ヘイリーはどこまで知っているのか・・・。

恐くて痛いサスペンスでした。

オススメ度「42%」