2011年の日本映画「豆富小僧」です。
京極夏彦原作の小説をアニメーション映画にしたものです。
声優は、深田恭子、武田鉄矢、松平健、小池鉄平、大泉洋、宮迫博之、などなどタレントの人が多く参加しています。
「まめとみこぞう」と思っていたら「とうふこぞう」と読むみたいです。
「豆腐」ではなく「豆富」なんですね。
その豆富小僧という妖怪がが母親を探して旅をするという物語です。
豆富小僧は手に豆腐を持っていて、これを離してしまうと少しずつ消えてしまいます。
すぐ手に戻さないと、そのまま消えてしまうという最弱の妖怪なのです。
んで旅立ってすぐ狸達に捕まり閉じ込められます。
暇つぶしに一緒についてきた達磨とにらめっこをして遊びます。
そこから何とか出られた豆富小僧と達磨でしたが、世界はかなり変わっています。
大きな建物が立ち並び・・・妖怪達は見かけない・・・。
なんとなんと、200年も時がたっていたのです。
200年もにらめっこしてたんですね・・・。
というわけで、現代になってしまったわけですが、そこは悪い狸達が人間を支配する世界となっていました。
そこからはよくある展開で話が進む子供向けアニメです。
全部CGで描かれていて立体感があっておもしろい映像です。
豆腐がポヨポヨしてて気持ち良さそうです。
もはや豆腐ではなく大きなこんにゃくゼリーみたいでした。
あれって腐らないのかな・・・。
映像はとても雰囲気が出てて良いのですが、大人は結構眠くなる映画だと思います。
子供向けなので仕方ないですね。
豆富小僧を演じた深田恭子さんの声がかわいくて癒されました。
ラストは結構ジーンと感動してしまいました。
オススメ度「28%」