2011年のアメリカ映画「デビルクエスト」です。
原題は「Season of the Witch」、魔女の季節みたいな感じですか。
主演はニコラス・ケイジとなっています。

中世ヨーロッパが物語の舞台です。
魔女狩りが行われていて、魔女と関係ない女性が次々処刑されています。
主人公のベイメンは騎士団に所属していたのですが、やり方が気に入らずやめてしまいます。
そして次なる仕事は魔女らしき女性をあるところまで連れていくというものでした。

魔女なんて本当にいるのか、そもそもこの女は魔女なのかなんてことを考えながら旅をするんですが、やはりこの女性怪しいのです。
これはいかんですぞ!ってことで厳重に警備しながら旅をするんですが、次々と問題が起こっていきます。

いったい何をやりたかったのか分からない映画で、最後まで眠たくて仕方ありませんでした。
ニコラス・ケイジが出てなかったら完全に超B級映画だったでしょうね。
昔はニコラスが出る映画はどれもおもしろいものが多かったんですが、最近どうもそうじゃありませんね。
あまり良い仕事が来ないのか、作品の質もどんどん落ちているような。
でも自分の大好きな「キック・アス」だけは別です。

物語は結局魔女だった女と戦って終わります。
でも、女は悪魔にとりつかれていただけだったので戦いが終われば普通の女性に戻ります。
邦題の「デビルクエスト」というのはこの映画にはあまりにも大げさなタイトルだと思います。
壮大な悪魔と人間との戦いを描いたようなタイトルになってますが、実際中身は結構こじんまりとしています。

なんだかパッとしない映画でした・・・。

オススメ度「24%」