2009年のイギリス映画「ギャラリー」です。
原題は「Boogie Woogie」で、映画の中に出てくるピエト・モンドリアンの絵の名前からとられています。

絵画のタイトルが映画のタイトルになっているというのがヨーロッパ的でオシャレですよね。
邦題だと「ギャラリー」とそのままで、間違ったタイトルじゃないんだけどオシャレ度は減ってしまいますね。
この映画は日本では劇場未公開で2ヶ月後の5月頃にDVDが発売される予定です。

さて物語の舞台はロンドンです。
そのタイトルどおりギャラリーの美術品を巡っての群像劇となっています。
絵画などを手に入れ売りさばくことで金を得ている人、お金としての価値ではなくそのアートに心からほれ込んでいる人。
それらの人達と関わっている人、もしくはその家族たち・・・と登場人物はたくさんです。

有名な役者さんではジリアン・アンダーソンが出ています。
Xファイルのスカリー捜査官の人ですね。
久々にジリアン・アンダーソン見たんですが、一瞬ジュリアン・ムーアに見えました。
懐かしいなぁXファイル・・・。

他にもヘザー・グラハム、アマンダ・セイフライドなども出ています。
映画のポスターではアマンダ・セイフライドが主役のようにド真ん中に写っていますね。
もちろん重要な役なんですが、彼女が主役という映画じゃないです。
出ている人達の中では今一番若手で人気ある女優さんだからでしょうかね。
「映画の顔」という感じのポスターなんでしょう。

物語はそれら色んな人達が芸術品を巡って対立したりしていくという話です。
さほどおもしろくはなかったんですが、最後まで飽きずに観れました。

オススメ度「40%」