2011年のアメリカ映画「リセット」です。
原題は「BRINGING UP BOBBY」です。
主演は「バイオハザード」シリーズのミラ・ジョヴォヴィッチです。

10歳の男の子を1人で育てるシングルマザーが主人公です。
がんばって働いて息子を1人で育てあげる・・・という熱血おかんの話ではありません。
この映画のママは詐欺を繰り返し、そのお金で生活しています。
息子は素直に育っているものの、学校では少し問題児。
そんな時、とうとうママが詐欺で捕まってしまいます。
息子は交通事故で知り合ったとある夫婦が養子として育ててくれることになるのでした。

この養子にしてくれる夫婦というのが超リッチなお金持ち。
詐欺師のママといるのが幸せか、リッチな夫婦に育ててもらうのが幸せか。
中々難しい選択なんですが、やはりママと息子は一緒に暮らしたいのです。
んで、このリッチ夫婦は非常によく出来たお人よしで、出所してきたママも家に住まわせてあげます。
プール付きの豪邸で息子との暮らし、しかし、そんなうまくいくことばかりではありません。

「バイオハザード」の印象の強いミラ・ジョヴォヴィッチだったのでママの役ってのは非常に新鮮でした。
銃持ってゾンビ撃ってる印象しかありませんからね。

がんばれママ!って思う映画なんですが、中々全てうまくいくもんじゃありません。
ラストでママは考えます。
このままこんな母親と一緒に暮らすのが息子にとって良いのか、それともお金持ちの夫婦に育ててもらうのが良いのかと。
そして、ミラが出した決断とは・・・。

オススメ度「47%」