2009年のアメリカ映画「ヤギと男と男と壁と」です。
ジョージ・クルーニーとユアン・マクレガーとジェフ・ブリッジスとケヴィン・スペイシーという豪華な4人が共演したコメディ映画です。
映画の冒頭で「信じられないほど実話に近い物語」と出てから始まりますが、絶対違うと思いますw
ストーリーを簡単に説明します。
ユアン・マクレガーは妻を寝取られ自暴自棄でイラクへやってくる記者です。
そこでジョージ・クルーニーと出会うんですが、ジョージは何やら怪しい超能力を持ってる?らしいです。
2人は共に行動するようになり、そこでジョージが色々話してくれるんですが、どれも胡散臭い話ばかりです。
それは「新・地球軍」という怪しい超能力集団の話で、そこで教官をしていたジェフ・ブリッジスや後から軍に入ってきたケヴィン・スペイシーが回想で出てきます。
ユアンはその話を聞きながらじょじょに色んな事件に巻き込まれていくのでした。
コメディ映画ですが、爆笑するコメディではなくジワッとくる感じです。
ほくそえむ映画です。
ボケなのか何なのか分かりづらいジョージ・クルーニーの行動とユアン・マクレガーの複雑な表情が何度も出てきます。
原題は「The Men Who Stare at Goats」で訳すと「ヤギを見つめる男達」みたいな感じです。
シュールなタイトル付けたもんですね。
邦題は「ヤギと男と男と壁と」です。
「壁」というキーワード以外はニュアンスが残ってますね。
この邦題を付けたのはなんと芸人の千原ジュニアさんです。
確かにこの映画に邦題つけるの難しい。
そういう時は直訳が一番なんだけど、わざわざジュニアさんに依頼してるので普通に直訳するだけじゃ芸がない。
インパクトあってちょっと個性を出したいってことでこのタイトルなんでしょうね。
オススメ度「55%」