2009年の日本映画「笑う警官」です。
監督はこれが11年ぶりの監督作品となる角川春樹です。
出演は大森南朋、松雪泰子、宮迫博之、などなどです。
チョイ役で松山ケンイチが出ています。
物語の舞台は札幌。
マンションで発見された女性の死体。
その女性が警察官であることが判明し、それに伴って指名手配される警察官の男、そしてその男を守ろうとする同僚達・・・という感じで展開します。
いわゆる警察内部の黒い部分を描きだすという昭和臭いサスペンスです。
下っ端が調べるうちに上層部が事件に関わっていることが分かり・・・これはヤバイ事件だ・・・みたいな今まで何度も見たようなストーリーです。
更に追い討ちをかけるように角川春樹のセンスの無い演出が次々と出てきます。
まるで嫌がらせのような退屈なストーリーと映像に観始めて10分でウンザリしました。
洗濯物をたたみながら見てもまだ終わらない、テレビのホコリをとってもまだ終わらない。
2時間とはこんなに長かったのかと思い知らされました。
出演者は豪華なんですが、中身がからっぽ、ハリボテのような映画です。
タイトルの「笑う警官」にあるとおり、その部分のシーンがあるんですがビックリするくらいヒドイです。
警察の高笑いが響く中、警察の建物が写されるという見ていて寒気のするシーンです。
昔の仮面ライダーで見たショッカーのアジトのシーンをふと思い出しました。
オススメ度「04%」