2010年のアメリカ映画「エルム街の悪夢」です。
1984年の「エルム街の悪夢」のリメイクとなります。

物語はエルム街で起きた惨殺事件から始まります。
殺された人はみんな夢の中でフレディという奇妙な格好をして鋭い爪を装備した男に殺されています。
悪夢のはずが夢の中でフレディに殺された人は現実でも同じ場所に傷を負い死んでしまうのです。
次々と殺されていく若者達、しかしそれには1つの共通点がありました。
それは全員同じ幼稚園の出身だったのです。
残った者達は次は自分が殺されると思い必死でフレディを調べます。
じょじょに明らかになっていくフレディと自分達の過去。
果たしてフレディを止めることが出来るのか、それともフレディの餌食になってしまうのか・・・・。

という感じで、ホラー映画としては「13日の金曜日」と並ぶくらい有名ですね。
リメイクということで映像等も新しく、CGなども使い「今風」なフレディ映画に仕上がっています。
ただ、自分はホラー映画が苦手なので「13日の金曜日」と「エルム街の悪夢」は大の苦手なのです・・・。

寝てる間に見る夢の中でフレディが襲ってくる・・・それだけでも恐いのにそこでうけた傷は起きてからも残ってるという・・・恐いですねぇ。
不眠症の人にとってはいよいよ寝るのが恐くなりますね。
更にこのシリーズの恐いところは「今寝てるのか起きているのか分からなくなってくる」ということです。
登場人物達は寝たら殺されると気付くわけですからもちろん眠ることを拒否します。
必死で起きてようとします、大丈夫起きていたらフレディは来ない・・・はずが目の前にフレディが!!
そうです、起きてるつもりがいつの間にか眠っていて、起きてようとがんばる悪夢を見ていたってことです。
夢オチの逆、「逆夢オチ」です。
この展開があるために映画を観てる人は常に「こいつは起きてるか?寝てるんじゃないか?」という疑問を持ちながら観るわけですね。

その2点を注意しながら観ると非常に恐く、ホラー映画苦手な自分にとってはツライわけです。

オススメ度「41%」