$塩かけると甘くなるやつ-NINE

日本では2010年に公開されたアメリカ映画「NINE」です。
原題も「NINE」ですが、珍しいですね邦題をアルファベット表記する映画って。
監督は「シカゴ」のロブ・マーシャル、主演はダニエル・デイ=ルイスです。
わきを固める女優陣に、マリオン・コティヤール、ペネロペ・クルス、ジュディ・デンチ、ケイト・ハドソン、ニコール・キッドマン、ソフィア・ローレン、ファーギーという超絶豪華映画となっています。

しかし・・・、私の苦手なミュージカル映画なのです・・・。
急に歌いだすと映画の世界に入り込んでたのに一気に自分の部屋に戻されたような感覚になってしまいます。
「ぉぉ・・歌が始まった・・・」とドギマギしてしまうんです。
きっとミュージカルが好きな人は大好きな映画だと思います。

さてさて、物語は映画監督のグイドが映画作りに行き詰まり、現実逃避のように彼に言い寄ってくる女性達とラブロマンスを繰り広げるという話です。
映画作りに悩むと1人の女性が出てきて歌い踊り、また映画を作り、行き詰ると女性と・・・という感じを繰り返していきます。
その入れ替わりで出てくる女性陣こそがこの映画の見所なので紹介していきましょう。

グイドの妻役のマリオン・コティヤール。
顔小さくてカワイイ美しい、そんな女性でした。
TAXiで主人公の恋人役やってる人ですね。

グイドの愛人を演じたペネロペ・クルス。
スペインが誇る世界的美女ペネロペ、オスカー女優でもあります。
知らない間にハビエル・バルデムと結婚してましたが、トム・クルーズが元彼です。

映画の衣装デザイナーのジュディ・デンチ。
76歳の大女優で007の「M」としても有名ですね。
この方もオスカー女優。

海辺の娼婦役、ステイシー・ファーガソン。
通称ファーギー、人気グループ、ブラック・アイド・ピーズの女性ボーカリストです。
色々と話題の多い人ですが、かなりセクシーなダンスを披露します。

映画の取材をする記者にケイト・ハドソン。
「あの頃ペニー・レインと」の印象の強いケイトですが、もう31歳。
大人になったなぁ・・・。

グイドの母親役にソフィア・ローレン。
オスカーを取った大女優ですが、活躍してた時期が自分が映画を観る前なのでほぼ知りません。
1950年代、1960年代に活躍された人で存在感抜群です。

大人気女優役にニコール・キッドマン
オスカー女優、元旦那はトム・クルーズ。
説明不要のトップスターですね。

と、豪華7名の大女優、主役のダニエル・デイ=ルイスを加えると合計6本のオスカー像が立ち並ぶ前代未聞のトップスター揃い踏みです。
それにしても、ペネロペとニコールのトム・クルーズ繋がりは大丈夫だったのでしょうか。
一緒に撮影はしてないのかな、舞台挨拶はどうしたのかな、製作陣も気を使うだろうな。。。

豪華な出演者が見所ですが、自分的には本当そこだけでした。
ミュージカル苦手なので、歌が始まると目がパチクリしてしまいます。
7人の女優の対決のような形なので自分勝手に勝者を決めますと。

勝者!マリオン・コティヤール!
素晴らしかった。

オススメ度「57%」