俺は1月末にアバター2を見た。

 

 

◆背景

 半年前、ツタヤへDVDをレンタルに行って、面白そうな映画を探していた。

俺 「そう言えば、アバターは見たのか?」

彼女 「アバターという映画が話題になっていたのは知ってるけど、興味がなかったから見てないよ」

俺 「ほー。じゃあ、DVDレンタルして、見てみよう」

彼女 「別にいいけどー・・・」 あまり乗り気ではないようだった。


自宅に戻りアバターを見た後;

彼女 「よかったー! よかったー! 久しぶりにええー話やったー!」 興奮していた。

俺 「だろー!」 どや顔。

 

昨年クリスマスの頃にアバター2が上映開始になった時、

彼女 「アバター2見に行こうよー!」

俺 「人が多いからまだダメやでー。もう少し時間が経ってからな」

彼女 「えー、早く見たいよー!」

 

1月初旬、ついに彼女からクレームが来た。

彼女 「早くアバター2見に行こうよー!」

俺 「まだ行かないでー」

彼女 「じゃあ、私は一人で行くよ!」

俺 「どうぞ」


アバター2を見て帰って来た彼女は、

彼女 「あのね、アバター2すごいいいよ! 3Dでね! 海の映像はね!」 彼女は言いたくて仕方ない。

俺 「ちょっと待て! 見る前にネタバレになるから絶対に言わないでな!」 俺が制止した。

彼女 「もー、早く見てよ! 話ができないから」

 

 

◆アバター2を見に行った。

 1月末の日曜日、京都駅南口近くにあるイオンモールの複合映画施設で、俺はアバター2を見た。2Dだった。

日曜のランチ前なので、映画館に人は多かったが、殆どの観客は「アニメ作品」のシアターに入って行った。公開から1ヶ月経ってピークを過ぎたアバター2のシアター11には15人位の観客のみだった。入口の看板もA3位の小さなものだった。


3時間の長編が終了後、帰宅途中に彼女からLineが来た。

彼女 「アバター2、見た?」

俺 「見たでー」

彼女 「どうよ?」

俺 「よかったでー」

彼女 「だろー!」 何故か彼女は自慢していた。

 

帰宅後、夕食時にはアバター2の話で盛り上がった。

(ネタバレになるので、ここには記述しないが)

彼女 「海中のシーンはとてもきれいだったね」

 

俺 「俺はスキューバでモルディブやパラオに行った事があるので、これと同じぐらいの『透明度の高い海』を知っていいるけど。


スキューバ―をやった事が無い人がみたら『こんなきれいな海は地球には無い!』と思ってしまうやろうなー」

彼女 「私は冬の日本海や台風前日の沖縄本島しか行ってないから、こんな透明度の海はまだ見ていないのにー!」 プンプンと怒っていた。


俺 「監督のキャメロンさんは、学生時代に海洋生物学を専攻していて、何度もスキューバで潜った事があるらしいで」


彼女 「私も早くモルディブへ行きたいー!」

俺 「モルディブは高いでー。1人40~50万円かかるから、頑張って貯金してなー、ハハハ」

彼女 「?? モルディブでも、もっと安いホテルは無いの?」

俺 「ダメダメ! モルディブを安くすると、沢山の観光客集まって来て、海が汚れてしまうからな。

  モルディブは『とても高いから人が少なくて、綺麗なまま残っている』んやで」 どやー。

彼女 「ふーん、人間が多いと自然は綺麗じゃなくなるんだ・・・」

俺 「そうやで、『海の綺麗さに高いお金を払うダイバー達』がいるから、地元の人達は『努力して綺麗な海を維持する目的を持ってくれる』んや!

だから、地球上に綺麗な海を残す為には、スキューバダイバー達が適切にお金をおとす必要があるんやでー!」

 

彼女も『綺麗な海を残す為にスキューバをする』理由を理解してくれたようだ。

 

 

ちなみにこの映画には;

「Keep Our Oceans Amazing(わたしたちの素晴らしい海を未来に残そう)」キャンペーン、www.avatar.com/keepouroceansamazing/jp

というのがあって、

海を綺麗に残す為に募金ができるようだ。

 

 

俺は今後も(募金の代わりに)南の島へスキューバダイビングしに行って、沢山お金を落とし続けたい!