俺は29日~31日にドライブ温泉旅行に行った。

 

◆背景

 2019年迄は毎年の年末年始には海外で暖かい正月を迎える事にしていたが、2020年2月以降はコロナ禍の為、海外旅行はもとより国内旅行も控えていた。

代わりにANAショッピングで(クレジットカードのポインで)高級おせち料理を購入し、京都の自宅でおせち三昧をしていた。

今年の冬はコロナによる制限が解除されたようなので、ちょっと温泉に行ってみる事にした。

 

 

◆29日: 京都 →明石市 →淡路島

 午前中、11時前にANA ショッピングで高級おせち料理を受け取り、冷凍庫に入れてから出発。

初めに兵庫県明石市に向かい、ランチは明石焼き(地元では「玉子焼き」と言うようだ)の老舗店「本家きむら屋」に行った。

 

俺 「ひえー、もう13時なのにまだ30人位並んでるやんけー」

彼女 「そうね、それほど美味しいんだ。やったー!」

俺 「この寒風吹き荒ぶ中、1時間近く待つのはキツイなー。

  第二候補の店にしようか」

彼女 「私はここで待つ方がいいと思うよ」

俺 「いやいや、俺はちょっと第二候補を見て来るから、ここに並んでて」

彼女 「おけー」

 

徒歩8分で第二候補の「松竹」に着いた。

 

彼女に電話で伝えた;

俺 「こっちも15人位並んでる」

彼女 「じゃあ、きむら屋でいいよ。お腹すいたのなら、途中で何かおやつ買えば」

俺 「そうする」

 

返り道に「魚の棚商店街」に寄り道して物色したら、「兼一」の子持ちイカの煮つけが旨そうなので買った。

 

隣を見てみたらかまぼこ屋に面白い形の「タコ天」があったので、試しに買ってみた。

 

きむら屋に戻り、行列に並びながら食べた。

俺 「子持ちイカはビールに合うな」

彼女 「この子持ちイカちゃん美味しー」 彼女は酒のツマミ系も好きだ。

空腹が満たされたので、きむら屋で55分間待つ事ができ、14時に店内に入り玉子焼きにたどり着けた。

 

店員 「1皿が20個になります。2人で分けてもいいですよ」

彼女 「私は20個大丈夫だよ」

俺 「いやいや、とりあえず玉子焼きを1皿とおでんをお願いします」

 

彼女 「この玉子焼き美味しいね。私はあと15個位食べれるよー」   彼女は痩せの大食いだ。

俺 「はいはい、じゃあ頼んで」

彼女 「すみません。あと1皿お願いします」

 

腹が満たされたので、食後に淡路島の温泉へ移動した。

15:30 「アクア イグニス」に到着した。

俺 「この温泉プールがウリなんだって」

彼女 「えー、お湯から出たあとすごく寒いよ、きっと」

俺 「そやな、プールから更衣室まで寒風の中歩いている人がめっちゃ寒そうにしてるな。

  じゃあ、室内温泉だけにしようか」

彼女 「それでいいと思う」

 

無難に室内温泉に入って疲れを取った。

 

18時に淡路島の「ミルキーウェイ」に到着。彼女が希望したメルヘン洋館風だった。

 

夕食は俺の苦手なフレンチだった。

しかし、(ありがちなクリームやバターが少なくて)家庭料理風で、身体に優しくて食べやすい味だった。



 

ご飯も炊きたてで旨いので、普段夕食には炭水化物は取らないのだが、珍しくおかわりしてしまった(笑)

 

 

◆30日: 淡路島 →有馬温泉 →神戸市三宮

 午前中に彼女は近くの「香りの館」でボタニカル香水作りを体験。

その間おれは持参したパソコンで約1時間じっくり作業ができた。

 

ランチは海鮮丼を食べる為、

12:00に「野島とれとれ市場」へ行ったが、年末休業で没。

12:10に「魚竹鮮魚店」へ行ってみたが、年末休業で没。

12:20に「さくま」へ行ってみたが、年末休業で没。

最後にダメ元で「いちじろう」へ行って、ようやく海鮮丼を食べる事ができた。


彼女 「海鮮丼のお店開いていて良かったね」

俺 「そうだな。一時はどうなる事かと思ったでー。ハハ」

彼女 「ここは『漁師が集うお店』なんだって、ネタが新鮮で美味しいね」

俺 「ネタだけでなく、ごはんが酢飯でめっちゃ旨いな。ここは穴場かも」

 

食後、あの豊臣秀吉が愛した天下の名湯「有馬温泉」へ移動し、高速道路で約1時間で有馬温泉に到着。

温泉街の入口から既に予想より人混みが多く、コインパーキングも『満』ばかりだった。渋滞をぬけ「太閤の湯」の専用有料駐車場に到着した。

俺 「駐車場は『空き』になってる。よかったー」

彼女 「そうね」

駐車場係員A 「温泉ご利用のお客様ですか?」

俺 「はい、駐車所は空いてるんですよね?」

係員A 「すみません、今丁度満車になってしまったんです。

 でも、手前の無料駐車場が1台空きましたので、Uターンしてそちらに入れて下さい」

俺 「はい、(ラッキー)」

係員A 「但し、お風呂の方は90分待ちになっていますが、大丈夫ですか?」

俺 「えーっ、まじっすか。(アンラッキー)」

 

とにかく空きがあるうちに車を駐車するのが重要だ。

彼女 「90分待つって、どうするの?」

俺 「先に散歩して、お土産でも探すか」

彼女 「そうね。お土産にしよ。ウフッ」

俺 「90分と言っても、多分60分位待ったら、入れるんだろ」

彼女 「そうね。早くお土産行こ!」

 

この後、温泉街を散歩しながらお土産を買って60分後に戻ってきて、温泉の係員Bに確認した。

俺 「すみません、あとどれ位かかりますか?」

係員B 「名簿に名前は書いて頂きましたか?」

俺 「14:10 のリストのここです」

係員B 「あー、こちらですか。ではあと30分後にはお呼びできます」

俺 「えっ、まだ30分かかるんだ。結局90分やんけー」

彼女 「間に合うの?」

俺 「夕食が18時半に三宮駅前だから、ここを60分以内に出れば間に合うでー」

彼女 「えー。30分待ってから、温泉に入って30分だけだと、私全然間に合わないよ」

俺 「じゃあ、神戸牛焼肉を止める?」

彼女 「えー、あのー・・・。

   温泉は次回でもいいよー」 彼女は痩せの大食いだ(笑)。

俺 「OK、じゃあ、温泉は止め!

  先に神戸のホテルへ移動するでー」

 

こうして我々は天下の名湯有馬温泉を諦め、神戸牛焼肉を選ぶ為に神戸ポートアイランドのホテルへ移動した。

 

彼女 「わー、景色がきれいー」

俺 「そうだねー(興味なーい)」

彼女 「どうしてここのホテルにしたの?」

俺 「阪神大震災の時に、地面の液状化被害が出たけど、このホテルだけは地下深くに打ち込んだ数10本のパイルに支えられて、全く安全だったから」  どやー!

彼女 「ふーん(興味なーい)」

 

部屋で休憩後、ポートライナーで三宮駅に移動し、18:30から神戸牛焼肉を堪能した。

 

 

 

 

 

◆31日: 神戸ポートアイランド →神戸中華街 →京都

 朝食はホテルの30階でバイキングだ。

8時半に行くと既に長蛇の列ができていて、20分待ってようやく窓際の席に座れた。

1時間かけてゆっくりたっぷり食べた。美味かった。

 

 

11時にチェックアウトし、神戸中華街へ移動。

彼女 「5年前に一緒に行った中華街の食材屋さんまだあるかな?」

俺 「名前は?」

彼女 「覚えてないけど。小さいお店だった」

俺 「候補の雑貨店は3, 4軒あるみたいだな」


二人で中華街の中心南京通を西から東へ移動し順番に雑貨店を見て回ったが、どれも違っていた。

南京路の東端に近づいた時;

彼女 「あっ、このお店かも」

俺 「林商店か、そんな感じの名前だったかもな」


最後に彼女が見つけた店がビンゴだった。

ここで俺も中国茶の材料(クコの実、菊花、プーアル茶等)を買い込んで帰った。

 

ランチは、朝食を食べ過ぎてお腹が空いていないので、中華街で点心を買って帰り、夕食時に食べた。

 

 

 

今年の年末のドライブ温泉旅行では、

満腹した!