22日(水)15時頃に俺はアシナガ蜂にさされた。

 

◆背景

 水曜日は宅配ドライバーのバイトが休みなので、区役所に印鑑登録証明書を取りに行った。

(マイナンバーカードのデジタル署名期限が切れた後、更新に行っていないので、コンビニでの印鑑登録証明書発行サービスが受けられない)

 

マンションの契約更新用に印鑑登録証明書を家主のHさん宅に提出に行き、家の前でデイバッグから書類を出そうとして左手を後ろに回した時に「針で刺されたような」鋭い痛みを感じた。

急いで手を確認したら、人差し指の第二関節の付近に小さい赤い穴が開いていた。

 

デイバッグを下ろして確認したら、アシナガバチが1匹悠々とバッグに引っ付いていた。

全く逃げる気配が無いので、右手中指ではじき落としておいた。

地面に落ちた後もジタバタ動いていたので、死んではいないようだ。

 

 

◆対応処置

 大家さんへ書類を提出後、自宅に戻ると左手人差し指がドンドンはれ上がっていた。

 

彼女に状況を説明したら、アドバイスされた。

 

彼女 「病院に行った方がいいよ」

俺 「病院?? 大丈夫だろー」

彼女 「今は大丈夫でも、今後海外とかで2回目刺されると、アナフィラキシー ショックで死ぬよ」

俺 「えー、、

  何科の病院に行くの?」

彼女 「自分で調べてね、ふんっ」

俺 「ひえー」

 

仕方ないので、ネットで調べたら、「内科か皮膚科」に行く事が判明した。

更に、そこには応急措置として;

・ハレがひどい場合は: ムヒ アルファEX、等

・かゆみがひどい場合は: ムヒS、等

を塗布するとよいと記述されていた。

 

丁度自宅に両方あったので、EXを塗布しようと考えたが、中身が空になっている事が判明した。

EXのスポンジ部分を無理に指に押し付けて、なんとか数回分位は塗布できた。

「患部を冷やす」とも記述されていたので、冷えピタを巻いてみた。

それをみた彼女は、

 

彼女 「東北には虫が一杯いたけど、ガチで蜂に刺された人なんて見たのは初めてかも」

俺 「そう言えば、ミツバチ程度の小型蜂に刺された事はあるけど、

  アシナガバチのような中型は初めてかもな。ハハ」

彼女 「よっぽど普段の行いが悪いんだよ。ふんっ」

俺 「誰がやねん!」

結局面倒なので病院へは行かなたったが、ムヒEXのおかげでその日の夜には症状は治まる方向に向かっていた。

 

木曜日の夜、寝る前にムヒEXが完全に無くなっていたのでAmazonで発注し、とりあえず代わりにムヒSを塗って寝た。

金曜日の明け方に夢で「左手人差し指を掻きむしっていた」が、

目が覚めたら実際に左手人差し指が赤黒く変色してはれ上がっていた。

急いでムヒSを塗って、冷えピタを巻いてアルバイト前にあらい鍼灸接骨院へ出かけた。


A先生(男、24才、整体)の治療を待っていた時K先生(女、22才、整体&鍼灸、橋本環奈風)に聞かれた。

 

K先生 「指どうかしたんですか?」

俺 「はい、蜂に刺されて、冷やす為に冷えピタを巻いてます」

K先生 「包帯や絆創膏無しで、ずれないんですか?」

俺 「そうなんですよ。いつずれるかと緊張してます。ハハハ」

K先生 「絆創膏巻きましょうか?」

俺 「それは助かります。是非お願いします」

こうしてK先生に絆創膏を巻いてもらい、指を動かしても冷えピタがズレなくなった。

K先生 「病院で治療しなくて大丈夫なんですか?」

俺 「もう一度刺されたらアナフィラキシー ショックで死ぬそうです。

  脳動脈瘤で半身不随になって死ぬより、蜂に刺されて死ぬ方が、速くていいかも知れませんね。ハハハ」

K先生 「脳動脈瘤なんですか?

俺 「若い頃バイクの事故で頭蓋骨骨折した事があって、医師から50才以降に後遺症が出ると言われてます」

K先生 「・・・」 絶句してた。

 

 

◆バイトでトラブル発生

 配送ドライバーのアルバイト中左手の指に力が入りづらくて、重い荷物を持ち上げる時に苦労した。

金曜日の京都市内では34℃の猛暑で、朦朧としながら車を運転し荷物を配送していた。

 

その時、トラブル1が発生した。

問題点: 即日便を依頼者Aに配送した時、依頼者Aから「これは私が依頼した内容と全く違う」との指摘を受けた。

原因: 即日便が2つあり、梱包係のミスで荷物の「宛先札」が入違っていたようだ。

対応: N班長と相談し、「取り敢えず俺は荷物Aを持ち帰って、ガレージで2つの中身を確認してから、配送し直す」事に決定した。

 

トラブル1の対応方針が決定後、残り1つの荷物を配送していた。

ナビの地図に従って細い路地に入り古い一軒家に荷物を届け終わった後、路地から左折して出る時にトラブル2が発生した。

左側のコンクリートブロックとの距離感でギリギリ左折できると思ってゆっくり進んだが、こすってしまった。

車から下りて再度確認したら、「運転席から死角になっているコンクリートブロックの下部(高さ50cm位)」が一部突出していた。

 

 

そのブロックに車体左ドア後方を擦ってしまったようだ。

こんな間抜けな運転は、免許取得後32年で初めてだ。

 

左手人差し指の痛みと熱風とで朦朧としながら、すぐに社長に「写真を付けて」トラブル2の報告を送付した。

俺 「ドアの開閉と運転には支障は無いので、配送業務をつづけます」

社長 「状況了解です。修理が必要ですね」

との回答が来た。

 

とりあえずガレージに戻り、持ち帰ったトラブル1の荷物Aを班長に提出し、対応策を協議した。

俺の持ち帰った荷物Aはもう一人の依頼者Bが「1時間以内に配送希望」との意向で、N班長が直接届ける事になった。

その頃、依頼者Aからは「購入をキャンセルする」との電話が入っていて、残った荷物Bは配送せずにサービスカウンターに返却する事になった。

俺がサービスカウンターに荷物Bを届けた頃、サービスカウンターのマネージャー(男、50才前後)から質問された。

 

マネージャー 「これから依頼者Aさん宅に謝罪&返金に行きます」

俺 「ご苦労様です」 

  (たった2枚の紙を貼り間違えただけで、事後処理に管理職数名が大慌て。大変だなーと思った)。

マネージャー 「Aさん宅のマンションには駐車場所がありましたか?」

俺 「無いですね。入口道路脇に停車してハザードランプを点けていました」

マネージャー 「そうですか。了解です」 現金を入れた封筒を持ってマネージャーは出かけていった。

 

 

◆トラブル処理後

 このトラブル1の処理が終わってから、

その後も俺は最終便の荷物(5軒分)を積んで猛暑の中配送業務を続けた。

20時半に業務終了、へとへとに疲れて帰宅。

左手人差し指はまだハレが引かず赤黒い。

 

 

今日のトラブル2と蜂刺されとの因果関係は不明だが、

「泣きっ面にハチ」とはこういう事を言うのだろうか?? やれやれだぜ。