丁度、2年前の今頃、福島県東白川郡棚倉町に訪れた。
棚倉町には、父親の実家があり、訪れるのはなんと、中学校以来、約25年ぶりである。
今から5年前に、最初に付き合った訳ありの元カノと、いわきのハワイアンズに夜中の高速を飛ばし、遊びに行ったが、近くまで来たが、中々、棚倉までは来なかった。
青森に元婚約者を地元に置いて旅行して、白河を東北道で通過したのが、2回ある。
先祖のrootsがあり、棚倉はシンパシーを感じて居たため、懐かしくもあり、何とも言えない気分であった。
当時、所有していた黒のプリウスを飛ばし、棚倉まで行ったのは懐かしい✨
何故、棚倉町まで、わざわざ行ったのかと言うと親族には、秘匿し、自分の戸籍謄本を交付を受ける為である。
その為、岩ヶ沢に有る親父の実家に表敬訪問する訳には行かず…。
そのあと、戸籍法第21条を法律行為をする為である。
その時も雨であったな。
ショックで有ったのは、棚倉町役場にその当時も放射能の線量計で計った数値を表示して有ったからである。
大熊町に有る福島第一原発から大分内陸に離れていて、時間も相当経っていたので、尚更、頭を鈍器で殴られた気分で有った。
その当時、まだ、福島第一原発周辺の自治体は立ち入り制限区域が設定されており、多くの福島県民が避難している状況で有ることは承知していたが…。
実際に現地に影響が有るのを目の当たりにするといたたまれない気持ちで支配されていた。
未だに、子供さんの放射能の影響を懸念をして、地元に帰れない人達がいる。
改めて、福島第一原発の事故を起こした東電に憤りを感じる。
あの事故は、明らかに人災である。
しかも、津波に襲われた時に必要な処置を講じなかった為である。
いわきに存在する福島第2原発が証明をしている。
よく、第2は高台に有るので事故らなかったという言い訳めいた理由を述べる輩がいるが、第一も高台が存在している。
十分に初動対応していれば、間違いなく対応出来た。
当時の東電幹部の有罪判決が何よりの証明。
下手したら、東京も死の灰が降るような東日本全体が放射能被害が出ても可笑しくは無かった。
あの事故は、チェルノブイリの映像に比べ、impactが無いので、事故を過小評価している風潮も分からないでもないが、原子炉の燃料がメルトスルーをしているのである。
当局も、事故当時の放射能がどれ位、放出したのか観測出来て無い。
溶けた燃料がどれ位、メルトスルーしたのか把握出来て無い状況で、いくらシミュレーションをしていても、あくまでも、放出された放射能の量は想定値。
いくらでも、放出量なんて操作できる。
ましては、素人の国民を誘導するのは簡単である。
これだけは確実に言える、チェルノブイリに次ぐ世界第2位の深刻な原子力災害である。
チェルノブイリは、事故を周辺住民に事故を隠し、初動で無理込み放射能遮断の為、石棺処理を施した。
当時のソ連は、人権を無視し、軽装備で石棺処理の作業に従事させた為に犠牲者を出した。
それに、事故隠しにより、チェルノブイリ周辺住民の避難が遅れたので、被害者が計り知れない程になっている。
確かに、福島第一の事故は、初動における犠牲者は出ていないが、事故処理を通じて、汚染水に足を浸かってしまい、足を切断した作業員もいるし、作業員の放射能許容量を越えて作業従事していた実績もいるし、此からが放射能事故の影響がジワジワ出てくる。
しかも、放射能を封印している訳では、決して無いし…。
もう、忘れてしまったが、避難できなかった子供達の甲状腺異常が他の地域に比べ、多く出ているのも見逃せない。
小さな扱いであったが、そういう報道がなされた事を覚えている。
日本は、広島や長崎に原子爆弾の被害を積極的に対処出来なかった過去があるため、自然に半減期を過ぎるのを待てば、風化できると考えがちである。
放射性物質の半減期には数日から数万年かかるものまである。
はっきり言って、放射能の人体における影響なんて、モニタリング仕切れて無いし、科学的に実証なんてされてない。
急性症状や過去の事故や戦争によって得られた対処しか出来ない。
ましては、環境に対する調査等は未知数である。
その状況で、福島第一は放射能を垂れ流ししているのである。
放射能の恐怖は人間自身、制御出来ないし、理解されている事がほんの一部である為である。
それだけに核爆弾の恐怖による戦争の抑止力となっている。
核を制御して、核を無力化出来ていれば、通常兵器と同じ扱いになる。
人類の科学技術や知識が追い付いていない。
子供に銃を持たせているのと同じ愚かな事である。
それだけに核兵器や放射能の無力化を積極的に解明するような研究分野なんて、暫くは出て来ない。
だから、福島第一の事故を起こした東電は許せないのである。
先程も述べたが、放射能を垂れ流ししているし…。
だから、電気は、東電と契約してない。
これは、私怨になるかも知れないが、元婚約者の親が東電に勤めていた経歴があり、当時も東電の子会社の役員をしていた事もあり、ある時、元婚約者の母親が福島野菜の風評被害の払拭するためのキャンペーンかなんかか何か分からないが、興味本位で野菜を買ってきた事が有った。
当人は、善意で、購入したのかも知れないし
風評被害を無くそうとその時は思ったのかもしれないが…。
だったら、直接、農家と契約をして野菜を食べ続けろと思った。
しかも、その家族はわざわざ、新潟から米を取り寄せて購入しているのである。
余計腹が立った。
その場凌ぎの自己満足に過ぎない偽善行為をした偽善者め‼️
うちも、福島からお米を送って来ていたが、福島の原発事故が有ってからは、一切口に出来ないし、喉を通さない。
送ってきたお米を全て親父に捨てさせた。
俺だってやりきれないし、酷い事をしているのも分かっていた。
断腸の思い…。
従兄弟の苦労や家族のを思うと口には出来ない。
ましては、科学的に安全がモニタリング出来て無い。 
直ぐに死んでしまう年寄りが自分であればいくらでも食う。
自分に対しても生産している従兄弟や家族や消費者に対しても責任が取れないからである。
それくらい、深刻なクライシスなのである。
だから、俺の目の黒いうちは東電は絶対に許さない。
ましては、先祖のrootsである土地を一瞬にして、千年、万年に渡り荒廃させた。
その罪はあがなえるのであれば、東電関係者はあがなって見ろ‼️
話は戻るが、棚倉町役場の職員の方が親切で笑顔の対応は、決して一生忘れないだろう‼️
閉庁ギリギリであったので尚更である。
関東からわざわざ来てくれたというおもてなしを感じた。
あの笑顔に救われた…。