I knew you were waiting for me. | Ken3her6days7she.Re:

Ken3her6days7she.Re:

ケンサンハロクデナシ(新しい方)






誕生日だが通院日。


先生、興が乗ったのか、いつもより長話。
あと5人、患者さん待ってますよ?


「Kenさん。ストレスが人間の身体に与える影響って相当なものなんだよ」
「頑張る。てことはもう、その時点で限界を超えてるから、頑張らないと達成出来ない。ってことなんだよ」
「頑張っちゃ、だめだよ」
「一度記憶を失くすくらい酒飲んでみれば?」
「二日酔いに苦しむくらい」
「人間はね。そうやって記憶を薄めて行くんだよ」
「隠れてでも、泣きたい時は泣くんだよ」

俺、そんなにお袋のこと好きじゃなかったんですけど。

「それはね」
「意識してるってことだよ」


ふむ。
なるほどね。
元家内のことを、何とも思わない様に。
何の感情も持たなくなった様に。
それに比べりゃ楽なはずだ。



外は真っ暗だ。
長いこと都内で暮らして来た俺に、茨城の夜は暗い。
窓の外に「ぬらり」と光る嘘紫。
モスの喫煙スペースでiPhone耳に『AC/DC』



彼女を待っている。

ずっと彼女を待っている。

さっきから待っている。



早よ来いやぁ~
 
ノリノリだぜぃ。



男は、
俺は、
やっぱり、


ヘビメタだろ。



ぜってえ負けねえ。