kiss,kiss,kiss!! | Ken3her6days7she.Re:

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ケンサンハロクデナシ(新しい方)





強風で撮影は流れたが、納品は流れてない。
同業の友人に借りた機材を返すのも流れてない。

駅へとことこ。


前から女の人が歩いて来る。
にっこり微笑みながら。

誰?

逆光に目を細めて見る俺。

あ。
ウエルシアのパートさんじゃん。
へぇー。
この人、綺麗な人だったんだ。


いーえ。
違います。
あ。いえ。そーゆー意味では・・


俺の正面を向かって来る彼女の『左斜め後方少し上』から、
冬の午後の倒れた太陽が射している。
俺たちの商売で言う『半逆光』てやつだ。
それによって彼女の少し栗色っぽい髪にハイライト(同『天使の輪』)が入る。
尚かつ髪が部分的に透けて(同『透過』)キラキラと。
で、右側のクリーニング店の白い壁が、いー具合にレフになって、
ふんわり顔を明るく(同『起こす』)してる。


そらまぁ、ここまでやれば誰でも綺麗に見えるわな。


すれ違い様、

ども。

なんか言ってたけど耳にiPhoneのヘッドホン入ってるから聞こえないいー

おおかた、
「Kenさん大好き。今日もかっこいいー」
とでも言っていたのだろう。



言うわけないじゃん。



日本橋で納品。
受付の電話で、
お世話になっております。カメラマンのKenです。チーフディレクターの○○○さん宛てにご納品に伺いま・・

「あーKenさん俺俺俺っ」

あ。珍しい。社内に居たんだー

「うん。居た居た」
「だから今朝、雪降ったでしょ?」

(降ってねーよ。いいから早く受付来いやっ)

「かんっぺきですっ」
「いつものことですが、文句ない上がりですっ」

(あったりゃまーよー。俺は今、写真の神様なのだぁー嘘だぁー)

「で、Kenさんスケジュールいっすか?」


年明け第2週3週、キープ入りましたー
ちょっと「・・・」な撮影だけど。
も、そんな時期なんだねぇ。
早いねぇ。
さって待ち合わせして機材返してカメラ散歩して帰ろ。


さっみぃ。
すっげさっみ。
手がかじかむー
お腹痛くなりそなくらい寒いよー




なかなか『ロベール・ドアノー』みたいにゃ撮れないもんだな。
俺もまだまだだ。
ま、『街なかでkissをする』って文化が日本にゃ無いからね。

俺はするけどね。