師走も押し迫った時下
緑陰道路には
静かに刻が流れ
落葉が舞うなか
花も咲いています
白樫の
山茶花のやや
茂りたる
ちひさき庭の
病院のまど
(若山牧水)
真紅なる
山茶花一つ
散り残り
うつくしき物の
さびしさ見する
(窪田空穂)
辛夷の花芽が朝日に輝いて・・・
辛夷を詠んだ古典和歌は
次の一首のみ
時しあれば
こぶしの花も
ひらけけり
君がにぎれる
手のかかれかし
{詠み人しらず・続詞花集より)
緑陰道路の主的存在の
サビ姐さんが
お礼の口上を
述べさせてもらいます。
「皆はんには本年中
格別のご厚情を賜り
まして誠に
有難う御座いました。
緑陰道路居住猫を
代表して心から
お礼申し上げます。
明年も何卒よろしゅう
おたのみ申します。
明年がよいお年でありますよう
お祈り申し上げます」
以上、簡単更新で失礼致します。