新潟放浪の旅 2日目
この日は動き回ったので、写真が多いのですがご容赦を…。5時に"道の駅まつだい"で朝を迎える。ちょっと遅過ぎたようだ。先ず“星峠の棚田”へ。現地に到着する頃には日は高く昇っており…。やや遠方にはうっすらとまだ霧がかかってはいるが…。カメラマンはすでに帰ってしまったり、帰り支度をしていたり…。まぁ、私は適当に撮影。300年前に重機もないのによくこのような急勾配の土地に田圃を造ろうとしたものだ。苦労が偲ばれる。星 峠 の 棚 田下の方に霧がうっすらとかかっているが、早朝はもっとあったのかも…。もっと早起きして来るべきだった。畦にジャーマンアイリスを植えてあり、耕作する人の心の余裕を感じる。棚田を下から見たところ写真中央上の方に白っぽい小屋があるが、あの辺りで撮影。次に“儀明の棚田”、“蒲生の棚田”、“田野倉の棚田”、“蓬平の棚田”と巡って撮影。この周辺の棚田には6,7年ほど前にも訪れている。その時に田植えをしている方から聞いた話だが、「棚田維持補助金を貰っても、ここで米を作るのは大変だ」と。やはり今回訪れてみたら、雑草の繁ってるところが増えてきたように見える。儀 明 の 棚 田田 野 倉 の 棚 田蓬 平 の 棚 田集落がそばにあるせいだろうか、綺麗に管理されていた。タヌキだろうか?熊でなくて、よかった。次に群馬県みなかみでさくらんぼ”夢”を作っている友人に教えて貰った所、“かやぶきの里”と“じょんびの村”へ。午前中にすでにフル回転で巡ったので、じょんびの村で温泉に浸かる。茶褐色のモール泉と言うことでアルカリ泉のような感触の温泉。露天風呂に浸かり外の空気を吸いながら、明るい日差しや松の枝を眺めていると、ウグイスやホトトギスの声…。疲れが取れたと感じたのも束の間、そこで昼食を摂ったら、どっと疲れが出てしまった。30度超の暑さのせいも(車載の温度計は33度を示す)あったのだろう。1時間ほど休憩室で休んだろうか。荻ノ島かやぶきの里そこから程近い国指定名勝“貞観園”へ。庄屋のお屋敷と庭園が見ものらしい。さすがに庭は立派なもの。玄関が3つあるのには驚き。お客の位に応じて、使い分けられたそうだ。そう言えば新潟は米どころ、以前に“豪農の館”を訪れたことがあったのを思い出す。貞 観 園 入 り 口このテーブルには明治天皇が座ったとか…。庭園を歩くことはできず、縁側から眺めるのみ。週に3日、数人の庭師が手入れしているそうだ。苔の美しい庭園。長岡市にある“森林公園”と小千谷市にある“山本山高原の展望台”へ。山本山高原は眺望絶佳、黒姫山、弥彦山、八海山など360度見渡せる。西脇順三郎の記念碑があり、詩が刻まれていた。彼はここで生まれ、この山が好きだったとのこと。山本山高原展望台山自体はそれほど高いものではないが、展望台から360度の眺望が…。八海山や巻機山上越国境の山々。中央辺りの山々は谷川岳?西脇順三郎の記念碑小千谷市の生まれで、ノーベル文学賞の候補に挙がったそうだ。黒 姫 山?この高原で車内で暫く横になり疲れを取りながら、 翌日の計画を練った。一句ひねってみた。”不如帰鶯が鳴く露天風呂”私の句はこんなもの。旅から帰ったら写真を載せ記事を完成させようと思います。暫しお待ちを…。