妻からはじめてラブレターをもらった。
直接ではなく、ある場所でもらった。
短いラブレター。
その中に
自分のそばに30年近くいてくれた
彼女の想いが散りばめられていた。
30年近く、そばで支えてくれていた事が
日常の中で
当たり前になり
それを確認できないほど
退職するまで
時間に追われ
職務に追われ
それが自分の使命なんだという
言い訳で誤魔化して
これが幸せなんだと
言い聞かせて
妻の本当の気持ちも理解しようとせず。
わがままな言い方になるかもしれないけれど
僕も心のどこかで
彼女からのラブレターを
ずっと待っていたのでしょう。
僕が作詞家として2004年に書いた
「灯台」
の歌詞
このヒロインは間違いなく君です。
ずっと支えてくれてありがとう。
今までも
これからも。