生まれ年のオイパぺデイトを迎え入れました!

話は長くなりますが、昨年末にチュードルデカバラが無性によく思え、オクやフリマに至るまでwebで探す毎日を過ごしていました。

 

私の条件は程度そこそこで、文字盤シルバー・針とインデックスがゴールド、できれば自動巻き、っといった条件でした。

 

あーでもない・こうでもないとフラフラwebを見ていると、そういえば前から気になる自分の生まれ年のクラシックモデルのロレックスも気になり、Ref.5500のエアキングもネットで眺めはじめました。現在の相場はいくらか見るつもりで某オークションサイトを覗くと30~40万、カラー文字盤だと50万に迫る相場! もう私の価値基準では下限の30万くらいまでだなと、諦め気分で見ていると、81年製 5500エアキング シルバー文字盤が送料込みでちょうど30万円、終了まで3日、入札0件というのが出品されていて、「まあ、入札者がこれから現れるだろう」と思い、冷やかし程度に入札しました。

 

3日後、落札となってしまい!

ちょっと不本意ながらでしたが、決済を済ませ、年末ギリギリに届きました。

 

 

 

ものを確認すると個人取引なので怪しいところもありますが、機械も正常で30年経った時計としてはまずまずですが、この年代5500は私の好みのインデックスの形やリベットブレス、ドーム風防でもなかったので、長く持つ自信がありませんでした。

オマケにオイスターハードブレスが着くと4桁ロレックスと言うより、5桁寄りの雰囲気。5桁は25年ほど共にしていたので新鮮味がないのです🤔

 

その後は好みのドーム風防や文字盤のパーツをwebで探す毎日を過ごすようになり、釈然としない日々過ごしていました。

しかも、ref.5500のカラー文字盤は全く出てくれません😭

 

そうこうしてると二週間経ち、「そういえばアンティークは生まれ年じゃないと長く手元に置けない」と言う結論めいた思いになり、「買い替えよう!」と決意しました!さて何をターゲットにするか

、となりました。

 

私にとって、アンティークロレックスはこの手元にあるエアキングが初めての経験で、短い間でしたがcal.1520の5.5振動の力づよく、ゆったりした間隔のあいた動きで精度は+2秒前後と巷に聞く名機と言われる15系キャリパーは伊達ではないと感銘を受けました。

 

よってターゲットは生まれ年のcal.1520、1560、1570でお手頃モデルで探すことにしました。

プラス条件としましては、リベットブレスと個性的なダイアルであればいいなといったところです。

 

2日ほどwebで探し、お気に入りに5つほど候補に入れて吟味しました。

だいたい40万円前後が許せる価格帯で、もともとの話はデカバラ10万円中盤だったので、立派な時計の価格に膨れ上がりました。しかも下取り価格が低いと条件の揃った5500エアキングを最初から買ったらよかったと今更ながら嘆くことになりそうです😫

 

でも、もう後には引けないのが私の心境です。

2つの候補に絞り、ref.1501シルバーダイアル巻きブレス傷多い目、と1500シルバーダイアル針インデックスゴールドにリベットブレスの個体です。

 

前者のポイントはエンジンターンドベゼルがカッコイイ!に尽きます!後者はゴールドの針インデックスで、今回の話の発端となるデカバラの条件の一つと共通性があるのと憧れのリベットブレス!もちろんデベソバックル!

 

そして、前者は大阪、後者は名古屋! 大阪はもちろん名古屋なら新幹線を使えばどちらも行く時間は大差ありません! 今回は現物を見て決めたい!

 

でも、どちらも行くのは面倒なので、どちらかを第一候補に決めないといけない!

前者はエンジンターンドシルバーダイヤルは年式縛りがなければまだまだ見かける仕様です、後者のゴールド針インデックスはオイスターデイトなどで、たまに見ますがref.1500では、現在はどこを探してもみあたりません。しかも、本体の状態は画像ではダイヤル針とも曇りがなく、ケース横穴もシッカリしていました。

 

後者に決定!インデックスは外枠に2本黒の線が入り、70年代の初めのトレンド感を感じますし、生まれ年の雰囲気としては好ましく感じました🤗

 

で、名古屋のお店に連絡とり、一月半ばに伺いました!

 名古屋は仕事ではピンポイントで行ったことがありますが、名古屋のショッピングゾーンにはほぼ行ったことがなくかなり新鮮でした!大須って少しカオスな感じですね🤤

 

そして、現物の確認とエアキングの下取りを行いました!

 

まず、エアキング、右下のプラ風防とラグに擦り傷がはっきりとあるのがマイナスポイントであるのは最初から分かっていましたが、裏蓋がref.1002のものがはまっていたそうです!

この時計に過去、何があったのか気になりますが、それより気になる下取り価格は落札価格の2割引き!

私にとっては上出来な下取り価格の気分ですのでOKでした!

 

そして、購入するref.1500オイスターパーペチュアルデイトはダイアルがぱっと見では分からない程度の歪みが11時位置のフチにありますが私にとってはさほど問題ではありません。夜光は白じろし過ぎなほどで、リダンではないかと時計屋さんに聞くと違うとのことでした。

 

それよりリベットブレスです!

かなりヨレ感があるのはいいのですが、私の知識ではない、バックル裏の板の刻印が見たことがなく、非常に気になり、店長さんに問うてみると、「店内にある同型ブレスに交換できますよ!」とのことで見せてもらうと「70 2期」の刻印のあるブレスで、もしかしてもともとこの個体のブレスじゃないの?と思うものでした🤔

 

 

 

長さは私の手首でジャストの長さだったのでもちろん、こちらに交換してもらいました。

 

状態も伸びがほぼない素晴らしいコンディションです。(後から元に着いてたリベットブレスを調べると、60年代初頭まで作られていた刻印のようでした。しかし個体とは年代一致しない謎がありますね)

 

と言うことで、当初のデカバラから5500を経て生まれ年の1500に落ち着くと言う購入体験となりました!

結果的に対価はref.1500のいいお値段目な個体くらいかかりました(新幹線代も込!)!

この個体はきれいに仕上げされ過ぎなくらいなことと、ダイヤルが同年代か?と疑うくらい劣化が

ないのがヴィンテージの所有感を減らしますが、小ぎれいなオイスターとしてはゴールドの差し色と

相まって良いです。

 

 

購入体験では名古屋の並行店3店めぐり、大須の味仙で昼食を食べるエクスペリエンスもあったので

良い記憶になりました!

 

※追記

一週間ほど、テストがてら装着しましたが、パワーリザーブが20時間前後しか持ちません💦

そこそこ歩く日でも変わらない。

実用はあまりしないですが、全体の不具合を後々起こす前触れになっては困るので、時計店に入院中です。

唯一持つアンティークセイコーキンクロも今年初めの仕事始めに連れて行き、午前中スタートの新年互礼会に参加前に止まり、入院中です。

アンティークとの相性が😟?なのかな...