宮崎駿語録(2)
(前からの続き)
「面白そうじゃんって、 錯覚でもなんでもいいからね、とりあえず
見たやつが面白そうだと思えばいいんですよ。面白くなさそうじゃん
って思ったらそれで終わりなんだよ」
(「子供達に一番宮崎さんが伝えたいことってなんですか」と
聞かれて)
「とりあえず映画として恥ずかしいものにならない、とにかく映画
として一応形になっているものを作るのに精一杯なんですよ。
だから子供達にこれを伝えたいから映画を作るというのは、
かっこいいけど、あまり信用してないですね。
子供達につまらないって言われたくないじゃないですか。
そっちのほうが先ですよ」
(イギリス旅行で立ち寄った美術館で、ラファエル前派と呼ばれる
画家達が描いた絵に衝撃をうけて)
「おお、俺達のアニメーションは今までやってきた方向で
このままいっても、やっぱりダメだってことをよく分かったなぁ。
自分達が薄々感じてるもんなんだけど。
いや、俺は感じている。これ以上いきようがないって」
「正直に作んなくちゃいけないんですよ。裸になって、本当に。
これは娯楽映画だからって作っても、実はその人間の根源的な
思想がよくでてしまうものなんです。
それで隠して作ると、しっぺ返しが本人だけにくるんですよ。
どういう風にくるかっていったら、やっぱり正直に作らなかった
というしっぺ返しがくるんですよ。自分にダメージがくるんですよ。
だから映画を作れなくなりますよ」
