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五月雨のち五月晴れ

自作の詩などを発表していますので、読んで頂けたら嬉しいです。

西日があかねに染めていた
放課後 誰もいない教室
閉ざした窓を開けたとき
部活の声が遠くで聞こえた

あの頃 吹いていた風は
明日の空へゆけたかな
白いカーテンはためかせ
夢見た空へゆけたかな

机の影が静かに伸びる
放課後 誰もいない教室
気持ち良く開け放たれた窓
部活の声が遠くで聞こえる



>仕事で外回りをすることがあって
途中、学校の近くを通り掛かったりすると
校内から、運動部の声や
吹奏楽部の音が聞こえてきたりして
ふうっと学生時代がよみがえるんですよね。。
そんな懐かしい青春の情景を詩にしてみました
はたして、あの頃夢見た未来を
僕は生きれているでしょうかね^^;
4月に入りましたね!先週、皆さんのブログへお邪魔したら
綺麗な桜の写真が、たくさんUPされていて
改めて、春が来たんだな~って実感しました♪
僕の住む福岡にも、「桧原桜」という名所があるんですけど
その桜には、次のような秘話があるんです

元々、桧原桜というのは
桧原という地区の、狭い道路沿いに生えていた
十本足らずの桜並木だったんですが
もう老木だったこともあり、伐採して、その土地の上に
道路拡張の公共事業が始まる計画が決まっていたんです
しかし、近隣に住む誰かが
桜が切られることを惜しむ気持ちを込めた短歌を色紙に書き
枝へ吊したことから
この桜のことが、心ある人々の知るところとなって
助命運動が起こり、紆余曲折を経て
ついには行政を動かし、工事の見直しがなされ
拡張される道路脇に公園を作って
その中で、桧原桜は存続することとなったんです
日本人の儚い桜を愛する想いって、こんなにも強いんですね

僕はこの桧原桜に、今まで何度か訪れました
ある時は、人生の岐路に立たされていた春
深夜に急に思い立って、バイクで桜を見に行ったんですが
4車線×2車線へと拡張された交差点の脇に
ひっそりとたたずむ公園で
街路灯に照らされて、8本の桜木は咲いていました
運命に翻弄されながらも
与えられた場所で健気に咲くその姿に、慰められました

またある時は、仕事の途中に車で通りかかった春
もう桜は終わりの季節で、風に飛ばされた桧原桜の花びらが
交差点のあちこちに、たくさん散り落ちていました
花びらは、行き交う車のタイヤに踏まれ
車が走り去るたび、その風圧で
道路上から、ひらひらと舞い上がっては路面に落ち
ひらひらと舞い上がっては落ちを、幾度も繰り返していました
穏やかな陽射しと排気ガスの中で、舞い踊る花びらたちは
美しくも、とても切なかったです

果たして桧原桜は幸せでしょうか
それは、花びらを散らした枝に芽吹く
鮮やかな葉桜が答えですよね
また来年も花開こうと、準備をしているのですから
何てことを書いてたら、無性に桧原桜が見たくなりました~
久しぶりに訪れてみようかな桜
突然ですが、「あずきバー」ってご存知ですか?
おしるこを冷凍庫で固めたような
和風テイストの、アイスバーなんですけど
それを、僕の母が大好物なんですよ
なので母は、娘夫婦の家へ遊びに行った際
ファミリーパックで、6本入りのあずきバーを
お土産として持参したらしいんですが
土産で持って行ったにも関わらず、我慢できずに
ついつい、1本食べてしまったんですって
そうしたら、それを見ていた孫娘に
「バーバが、アイス食べてる!
あずきバーが好きな、あずきバーバ!」って
からかわれてしまい、情けなかった~
という愚痴を、電話で母から聞かされたんですけど
ばかばかしいと思う反面
ちょっと感動してしまったんですよね

思えば、このブログを始めたばかりの頃
その妹の娘が、1歳の誕生日を迎え
立っちして、歩けるようになったというのを記念して
お祝いに、詩を作ってUPしたんですが
あれから、2年半が過ぎ
冗談を言えるまでに成長したんだって考えたら
なんだか感無量でした。。

僕は自分のブログに、自作の詩や物語
自身が感銘を受けた言葉などを発表していますので
ややもすると、真面目ぶった
堅苦しい記事が多くなってしまうんですけど
そんなときに、姪の話題は
一服の清涼剤として、ほのぼのさせてくれるんですね

この春から幼稚園へ通い始める姪っ子
楽しいことを、たくさん経験して
これからも、面白い話を教えてね(^-^)