古くより最高品質の建材として用いられてきた良木で
世界最古の木造建築として有名な、『法隆寺』など
匠の手によって正しく使用されたヒノキの建造物は
1000年を超える寿命を保つこともできるそうです。
そのヒノキによく似た木に
『アスナロ』という木があるんですが
見た目は似ていても、木材の質は及びません。
ヒノキは漢字で、『檜』と書きますが
アスナロは、『翌檜』と書きます。
一説には、立派なヒノキに憧れ
「翌日こそは・・・明日こそは檜になろう」
と夢見ている木なんじゃないかという想像から
アスナロは、翌檜と名づけられたんだそうです。
そんなアスナロの木の説話が
何者かになりたいと願いながらも
くすぶっている、今の自分の姿と重なります・・
大きく枝を広げ、沢山の葉を茂らせたヒノキのように
いつかなれたらいいな~と思います。