弟が5年ぶりに出所した。刑期を終えて。
まあ、自分が負った憎しみとか、その手の感情が、再会した瞬間爆発するんだろうと会う前まで思ってたんだが、案外そうでもなかった。

コイツを上手いこと軌道に乗せようと思った。意外だ。結婚したからかとか思った。これは意外だ。思ってもみなかった。
二人で何故か銭湯に行って、5年間を話した。お互いの。
また会っても良いかな。と思った。

アイツはずっと、檻の中で本を読み漁ってたらしく、なるほど言葉の節々が理屈っぽく独自の理論の展開を繰り出す。
郷に入っては郷に従えと言うような有難い言葉を偉そうに俺が返す。
そんな感じだったな。うん。

例えば、「大麻は外国では合法だ。だから、日本でやってもOKだろおかしいんだよ日本はさぁ」みたいな事。ま、本人これは言ってないけど。
多分、理解者が居ないと、こういう事を言い出して、実践しだす。理論武装で固めて「何か文句でもあんのか?」と。
まあ、別に普通とかいう価値観に迎合して生きてく理由も義務もないんだけれど。
ただ、前科者の再犯はこういう思想の持ち主が多い。

まあ、例文にツッこむとすれば、「ここ日本だけどね」と言う事に尽きる。だったら「合法な外国でやってくれ。」と言う。
「みんな持ってんだからこのおもちゃ買ってくれ」の子供の理屈に似ている。

自分が如何にどう思おうが判断するのは世間なのだから。覚悟あるなら貫き通せば良いし、無いなら折り合いをつけろ。と思っている。まだ何者でもないのだから。
まあ、その場合の覚悟が出来てる人間なんてそうはいない。覚悟とは孤独だからだ。

ソーシャルネットワークが増えたからか、コミュニティとか言う所属で無敵になったつもりの馬鹿が増えてきた。

ひとりの時間は、孤独じゃないから欲しがるだけで、誰も孤独なんて望んでいない筈だ。
などなど。

もう寝る。


花火大会やRSRが終わると、そこに行こうが行くまいが、夏の終わりをじわじわと感じるのが季節感というやつだ。
この時期から徐々に物思いに耽る時間が増えていくのだろう。

今年は海にも入り、BBQも割りとやり、コンロと椅子買ったからやらないわけにもいかなかったりで、楽しかったな。うん。

甥っ子が泊まりに来たりで。改めて子供が好きだと思ったり。

自分の身の丈に合った悩み、身の丈に合った楽しさ、などなどが重なり合って人生。

昔ほど、ありもしない可能性に固執しなくなった。
例えば、ロックスターにはならないし、そもそも、なれないということ。
それなりに世間に揉まれて、プロフェッショナルと言う大変さを理解した事なのかもしれない。
これは何でもそうだ。
働くんだったら、俺の場合は愛着は無ければ無いほうがいい。ドライなビジネスライクが出来上がるから。

んで、割と、何かでっかいことしてやろうみたいな事は思わなくなった。
ねずみ男みたいなもう一人の自分が今はすっかり発言をしない。
ねずみ男も30年も付き合えばようやく分かってきたようだ。俺という人間を。
結婚したからそうだとも思ってない。これはこの年頃に大体訪れるもんだと認識している。

身の丈を理解するってのは、意外と大事なことなのだ。
自分で勝手に可能性を決めて何もしないとか言うのとは違う。諦めたらそこで試合終了ですよ。みたいなことも、
俺には次の試合がある。と思えるようになったというか。なんとか。
そば屋で失敗しても、うどん屋で成功できるかもしれないみたいななんとか。

背伸びをしたから背が伸びるわけではないって事だ。ある程度それが解ると、楽しいもんだ。
解るのは楽しいものだ。

信じて疑わないなんて俺はできない。信じては疑うのだ。大抵。
丸くなったとか言われても実際、
妊婦のような自分の腹を叩くとナイスなサウンド。

歳を重ねると嫌いなものの増加と反比例して、NOと言わなくなる。
俗に言う「丸くなる。」
これ以上は太りたくないなと酒を飲み続ける。

もう先週末の事だ。
やっぱり夏フェスは良い。RSR11は行けそうもないので、これが、最初で最後になるのか。今年は。

天気も良すぎて、日和であった。

・秦 基博
まず。キタオンのステージだからか、アコースティックが良く合う。ビールが進む。
ちょっと来てよかったと涙ぐむ。

そのあと会場を徘徊。友人に再開。

・YUI
遠目で見る。女子が可愛いって言ってたから可愛いんだな。と理解。

・サンボマスター
見に行こうと言う時に催してトイレに行ったせいで、入場規制ではじかれる。去年から数えて3回目。
外でも感動的だった。何度も涙ぐむ。

ここでも友人と再開。

・EGOーWRAPPIN'
もう凄いな。抜群の安定感。去年入場規制ではじかれたからな。リベンジができた。
楽しい。

・THE BAWDIES
ライブで見るのは初めて。ついつい前列で参戦した。楽しすぎた。もうこいつら好きだ。若いのに。
俺の弟世代なのに。

・MANISH BOYS(斉藤和義と中村達也)
見たかった。当初は凄く。だが、ここでも入場規制に阻まれる。4回目。サム・ムーアだって見たかったんだぜ。と戻る。したら、BAWDIES出てた。うんうん。大人のR&B。

岩見沢名物らしいキジカレーを食し、ひょんな事からキジカレーを販売することになる。
頑張って完売させる。
今年もいたぜ。マルボロのコンパニオンさん達!仲良くなる。
そういったブースを回る。
携帯電話を落として、見つける。

・鬼束ちひろ
???だった。座り込み、タンバリンを床に叩きつけながら歌う見たことのないスタイル。
腕には呪文みたいのが、マジックかなんかでびっしり書いてあり、クレオパトラのような格好で。
「ポッカンだわ!」とうっかり言ったせいで、その周りにいた人達と仲良くなる。

・ユニコーン
待ってました。帰りのバスと曲を聴きたいのとのせめぎあい。
やっぱいい。予想通り。新しい曲は一通り、聴きたいのが聴けたZ。

帰りに気づくのが自分の財布の中と泥酔さ加減。
楽しい時間はあっという間。それはいい加減分かった。
だったら、楽しい時間を連続させるために何をするかだ。

おっととっと夏だぜ。今年度のビアガーデンデヴューが今日でした。
ちょっと行ってきます。