御礼 | まいんちのけんいち…Kenichi Mitsuda

まいんちのけんいち…Kenichi Mitsuda

『♪ピアノうた』=シンガー・ソングライター
『♪ピアノびと』=ピアニスト・作編曲家
♬光田健一のCapricious Diary!!

「ムーサの果実」を発表してから、
様々なカタチで、
少なくとも、1日2~3件ずつくらい、
様々な感想をいただいています。

モノを作る側にも、
いろんなタイプのクリエーターがいて、
考えも感性も様々かと思いますが、
ワタシの場合は、
作っている最中、
考えている最中、
録っている最中が、
一番楽しいかなぁ…

最中が食べたくなってきた。

もちろん、
音楽が出来上がってから、
しばらくして、
ようやく初めてCDを手に取るときも、
とても嬉しいものです。

そして、
公演の終演後など、
CDを手にしてくださる皆様と出会うときも、
本当にありがたく、嬉しく思う瞬間です。

でも、
ワクワクして、
頭の中が高密度となり。
血流の行く末が読めないような高まりを覚えるのは、
やはり、制作まっただなかの頃のこと。

逆に、
乱暴な言い方をしてしまうと、
出来て、作品の結晶を、
形として手に取ったときには、
既に、何かが終わっているような感覚…
何かを忘れ去るべき、その時がきた…
そんなような、不思議な感慨を、
少々、いだきます。

個人的には、
ある種の反省のような、
客観的に、
振り返って、
聴き返って、
もっとこうしたらもっと良かったのに、
だとか、
ああ、あんな曲もあったら良かったなぁ、
だとか、
前向きに、次への課題を、
心に連ね、
頭に並べます。

だからこそ、
そんな時期に、
各地から、
あらゆる形で届く便りが、
どれだけありがたいか、
です。

そういった、
皆様からの、
音楽を聴いての気持ちの、
何かしらを伝えてくださることが、
励みにもなります。
チカラにもなります。
参考にもなりますし、
確信にもなります。

そして何より、
喜びとなります。

まずは、お礼まで。

P.S.
ジャケット候補で次点となった写真です。
Photo by akarinote
who is シンガーソングライター兼写真家。
いつもお世話になっています。