ふたりは20代だ。
イキオイが、違う…というか、イイ。
リハが終わって、
さあ、ちょっと盛り上がりたい…と言っている。
え、いまさっきまで盛り上がってたじゃん、演奏で、
などとは口を挟めない。
え、飲みにでもいくの、と聞いたら、
ラーメンだという。
はあん。
それならわかる。
ボクは、20代後半までで、
一生分のラーメンをたう゛ぇてしまった。。。
食べ尽くした。
食べるということに、尽くしたということだ。
それはもう、
20歳になったばかりの冬、
初めて札幌に行って、
熊本ラーメンの店に入ってしまったくらいだ。
ま、あのときは、
熊本出身の森高さんのツアーだったからだからだなだなだな。
まさに、食べて、そして、尽くした。
その後イキオイで、
尽くして、泣き濡れて、そして、愛されたら、
もうテレサテンになってしまうところだ。
今は、もう、冒険しない。
冒険というのは、
札幌2泊3日で7杯のラーメンを食べたこととか、
長浜で替え玉を6回頼んだあと、
あすこの公衆WCの上でダンシングしてたこととか、
ではない。
知らない店、入ったことのない店、
有名なだけの店…などには、
決して簡単には入ること…は、しない、ということだ。
もうラーメン系ジャンルへのイキオイは、ない。
あ、いや、あれは、いや、あれも、まあ、
ラーメン系といえば、まあ、ラーメンかぁ、
いや、そっちの話にいくと、ちょっとややこしくなるなあ…
で、
じゃあ、若者たちよ、
どうぞ、帰りしなのラーメン(シナソバだけに)、
仲良くいてらさい~!!!
…と送り出したときは何でもなかった。
何でもないようなことが幸せだったと思う。
ウチの近所に、ボクが日本一好きなラーメン屋が、
たまたま、のれん分けというか、独立店舗を出して、
はや、数年。
ま、しかたない、今日は行くか、ということになった。

因みにこれは味噌ではない。
むかあし好きだっためんばりは、
今は、ちょっとつらかったわ、正直。
やっぱり135だな。
ココは餃子もうまくて、
青じそいり餃子と普通餃子を、
大迫クンとふたりで一皿ずつ頼んでしまい、
いや、それがあっという間になくなりそうな、イキオイ。
皿に残っているのは、ふたつとひとつ。
あれ、大迫何個たう゛ぇた?
え、コッチふたつに、コッチが、えっと、えっと…
胃を服の上から触りながら数えている。
チョット待てよ、これはオレのだ、
いや、キミのか、
いや、最初いくつ入ってた?
餃子を相手がいくつたう゛ぇたかで、
議論は白熱した。
…しまいには、殴り合いのケンカ、
になるほどのイキオイはなかった。
餃子だけに、
ヒトをニンニクんだり、ニラんだりすることは、
良くない。