混色。 | まいんちのけんいち…Kenichi Mitsuda

まいんちのけんいち…Kenichi Mitsuda

『♪ピアノうた』=シンガー・ソングライター
『♪ピアノびと』=ピアニスト・作編曲家
♬光田健一のCapricious Diary!!

フルートとオーボエを混ぜる色。
クラリネットとホルンを混ぜる色。

バイオリンと、フルートとグロッケンを混ぜる色。
ファゴットとホルンを混ぜたり混ぜなかったりで聴き比べる色。

ビオラとファゴットのユニゾンで混ざる色。
1stバイオリンがもの凄く高い音域でヒーヒーしてる色と、
そのオクターブ下を奥ゆかしく支える2ndバイオリンの控えめな色。

ピアノとハープの和声が交差してキラキラする色。

ティンパニのアタックにとトロンボーンのロングトーンと、
時にチューバのユニゾンが混ざって合わさる色。
ティンパニのトリルに呼応して、
サスペンデッドシンバルがクレッシェンドする色。

フルートとファゴットの2オクターブユニゾンの素朴で深いあの色。
ピアノとクラリネットの穏やかで懐かしいユニゾンの色。

トランペットとオーボエが合わさってどっちかわからなくなるあの色。

ホルンがフォルテでストップしているときに、コントラバスが煽るドキドキした色。

弦とシロフォンとフルートの慌てそうな早いパッセージの色。

…キリがないけど、そんなことばかり考えて、
ペンだこをこしらえていた一ヶ月間。

石井竜也オーケストラコンサートツアー2007『SUNDIAL』

二管編成、総勢70名のオーケストラの編曲、約20曲が、
ついぞ終わりまして、途方にくれてます。

30段近い大スコアを、
こんなに大量の曲数を、
ひと月の間、洞窟に籠もったかのように、一気に書いたのは、
人生で初めての大仕事でした。

これらが生音となって、
石井さんのドラマチックな歌に絡んでゆけるのか、どうなのか、
さあ、さあ、どうなのか…

こりゃ、お楽しみだぁ…