フルートとオーボエを混ぜる色。
クラリネットとホルンを混ぜる色。
バイオリンと、フルートとグロッケンを混ぜる色。
ファゴットとホルンを混ぜたり混ぜなかったりで聴き比べる色。
ビオラとファゴットのユニゾンで混ざる色。
1stバイオリンがもの凄く高い音域でヒーヒーしてる色と、
そのオクターブ下を奥ゆかしく支える2ndバイオリンの控えめな色。
ピアノとハープの和声が交差してキラキラする色。
ティンパニのアタックにとトロンボーンのロングトーンと、
時にチューバのユニゾンが混ざって合わさる色。
ティンパニのトリルに呼応して、
サスペンデッドシンバルがクレッシェンドする色。
フルートとファゴットの2オクターブユニゾンの素朴で深いあの色。
ピアノとクラリネットの穏やかで懐かしいユニゾンの色。
トランペットとオーボエが合わさってどっちかわからなくなるあの色。
ホルンがフォルテでストップしているときに、コントラバスが煽るドキドキした色。
弦とシロフォンとフルートの慌てそうな早いパッセージの色。
…キリがないけど、そんなことばかり考えて、
ペンだこをこしらえていた一ヶ月間。
石井竜也オーケストラコンサートツアー2007『SUNDIAL』
二管編成、総勢70名のオーケストラの編曲、約20曲が、
ついぞ終わりまして、途方にくれてます。
30段近い大スコアを、
こんなに大量の曲数を、
ひと月の間、洞窟に籠もったかのように、一気に書いたのは、
人生で初めての大仕事でした。
これらが生音となって、
石井さんのドラマチックな歌に絡んでゆけるのか、どうなのか、
さあ、さあ、どうなのか…
こりゃ、お楽しみだぁ…