21日はNHKホールで開催された田原俊彦さんの40TH ANNIVERSARY EVE 平成LAST LIVEに行ってきました。昨年の中野サンプラザ以来ではありましたが、終了から2日経った今でも、感想を上手く表現出来ない自分がいます。
今回、3階席ではありましたが、ど真ん中。ステージが全て見渡せ、しかもモニターがあったので表情までも確認出来たので個人的には良い席だったと思っています。
多くの方が絶賛している今回のライブですが、実は心配事もいくつかありました。35周年の渋谷公会堂ライブ。残念ながら声が出ずに悔しい思いを田原さんはじめ、関係者全てがされた事と思います。今回は大丈夫なのか?そんな思いを抱きながらスタートしたのですが、正直「あれ?」と思いました。本調子ではないのかな?もしくは入れ込み過ぎてるのかな?みたいな気持ちが最初に浮かびました。これが何故そう思ったかというと上手く表現出来ないんです。声が出てない訳でもなく、身体が動いてない訳でもないのですが、そう思ってしまいました。特にバラードの時の中低音が気になり、抱きしめてTONIGHTの際の3回転ターンの乱れだったりが、ど真ん中で見ていたからなのか気になってしまったんです。
それなのに、心を鷲掴みにされてしまったのです。今回のライブ、本当に凄かったと思います。正に今の田原俊彦の集大成。シングル中心の構成にも大満足なんです。でも、そんな言葉では足りないんです。本当に様々な感情が溢れてきます。その中には悔しさもあるんです。何でこれだけのステージをこなす人が正当に評価されないのか?アイドルとしてデビューした事、ジャニーズ出身などなど様々な理由もあるかもしれない。しかも、事務所の後ろ盾を無くした事や、メディアの作る印象操作で尚更に、本来の一番円熟味を増す時期に、それを披露する場を奪われた事。そんな様々な悔しい思いを感じながらいる自分に対し、本人はブレる事なく、我が道を行く。目を離せない存在。それが田原俊彦という人物だと思います。私は沢田研二さんと田原俊彦さんに音楽(テレビで楽しむ華やかさのあるステージング)の楽しさを教えてもらいました。私にとってのスターは彼ら以外にはいません。しかも、華やかさの裏に見える真剣さが格好良く見えたのもお二人だけ。こちらの心配や不安を圧倒的な存在感とパフォーマンスで吹き飛ばしてしまうのは圧巻の一言です。
そんな今回のライブ、映像化されるのは本当に嬉しいです。CSの放送もある。これも嬉しい。でも、地上波ではない。正直、CS放送では、わざわざ視聴する方はいないでしょう。地上波ならば不特定多数に人に見てもらえるチャンスは飛躍的にあがります。ダンスだけをとっても日本のマイケルと言えば世間では三浦大知君という認知をされるでしょう。でも、今回のライブで実際にあの最後のマイケルへのオマージュとも言えるダンスを見た方ならファンだからという贔屓目を抜きにしても田原俊彦という人が如何に凄いかを感じる事が出来ると思うんです。でも、映像化されても、果たしてあのダンスは放送されるか?もしくは販売時に収録されるのか?というと不安があります。30周年の時もCS放送ではオンエアされましたが、DVDの際は音楽が変わってました。いろんな権利問題があるのは理解してるものの、やはり完全版として放送なり、販売してほしいのです。今の田原俊彦をしっかりと残して欲しい。最後に膝を何度も叩いていた姿を見て思います。永遠に見ていられる訳じゃない。後になって後悔したり、後の再評価ではなく、今の田原俊彦の全てを地上波で、田原俊彦が現役であることを知らしめる為にも見せつけて欲しい。そんな事を思ったライブでした。
今のジャニーズの後輩含め、決して田原俊彦にはなれない。マイケルのダンスをマイケル以上に踊れる人がいないように、田原俊彦を越す人物はいないんです。何故なら『個』で勝負して来たから。唯一無比ってやはり凄いんですよ。あの年齢で2時間以上歌い踊り、その最後にあのレベルのマイケルへのオマージュのダンスをされたら‥そりゃ、男女問わずに『好きになってしまいそうだよ』となるでしょう。
最後に‥映像化するならBlu-rayでお願いします。4Kだ何だと言ってる時代にDVDオンリーはやめてほしい。きちんとした形で残して欲しい。心からそう思います。