今回のKARA騒動で思うこと | 夢を叶えるセルフマネジメント 【自活】 ~元歌舞伎町No.1ホストが綴る~

夢を叶えるセルフマネジメント 【自活】 ~元歌舞伎町No.1ホストが綴る~

元歌舞伎町NO.1ホストが仕事やプライベートにおいて「成りたい自分」を手に入れて、夢、目標をかなえるためのマインド、コミュニケーションスキル等、タレント力を高めて人を惹きつけるセルフマネジメント術(自活)のツボを公開。 




東方神起や少女時代と並んで、今の日本でのK-POPブームの火付け役の



ひとつである韓国の人気ユニット「KARA」のメンバーが



所属事務所との専属契約の解除を宣言というニュースがながれましたね。





そう長くは続かないにしても



またまだ、KARA人気はこれからというときに突然の騒動。





http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110120-00000016-ykf-ent









新聞などを読んでみると突然の騒動ではなく、



日本で活動するようになってきてから



燻っていたものが表面化した感じなのでしょうか?





仕事の量、ギャランティー面、優遇、待遇面などなど・・・。






それにしても韓国のタレントと芸能プロダクションは



いろいろとトラブルを起こしますね。




そもそも何で日本は韓国アーティストを売り出すのでしょうか?



いろいろと裏事情が見え隠れしているようですが、、、、







日本と韓国ではタレントの育成の仕方からプロモーション、



ギャラの分配方法など違いがあるようです。







今まで韓国で育ち、韓国で活動していたタレント達が



韓国国内ではそれが当たり前でも、





日本市場という違った環境に来たときに


日本のタレント陣と自分たちの立ち位置、



扱われ方などの違いに不満を持ってしまうのかもしれませんね。







韓国では、タレントやアイドルを子供の頃からスカウトして



売れるタレントに育成していきます。



同時にグロバールでの展開を視野に語学の勉強もさせるようですが



これらの費用はすべて事務所負担。







つまり、生産性のない子達に給料を払い、レッスンして育てるわけですね。



そして、売れるタレントとなったときに



それらの費用を回収するというスタイルなのが韓国。





短命のタレント業界では、売れているうちに掛けた経費を回収しようと



タレントたちは薄給で仕事を詰め込まれる。





その他にも接待疑惑等々報道されていますが・・・・。







対する日本を見たときに、



古くは「おにゃんこクラブ」あたりからなのでしょうか?



モーニング娘や最近ではAKB48など



どちらかというと、韓国のタレント達に比べると



売れそうな素人を発掘してすぐに売り出します。



芸能界という垣根が低くく、素人っぽさがひとつの売りで



手が届きそうで届かない親近感があり



育成にもそれほど時間も経費も掛けていません。



経費を掛けていない分、分配率もよいというわけですね。







環境や背景が違う中で




韓国人タレントが日本のタレントと比較して



不平不満を募らせ、事務所に対して解約解除を申し出る



というパターンなのかと思うのですが



芸能プロダクション側としても



今までたくさんのお金と時間をかけて



育ててきたタレント達が手のひらを返して



契約を解除されては困ります。







しかし、この様なことは



「会社」という組織にも当てはまることですよね。







例えば美容業界でみたとき



入社して数年間は生産性は無く



その間、スタイリストになる為にレッスンを続け



アシスタントとしてサロンワークをサポートしていきます。





その間も会社は給料を支給しているわけですが



売れるスタイリストになったときに



条件面の良い会社に移籍したり、独立をしたりと



オーナーにしてみれば、これまで掛けた時間と経費が



無駄となってしまうわけです。






では、なぜスタッフは辞めていくのでしょうか?





去っていくスタッフ側に当然問題はあるでしょうが



去られてしまう会社側にも問題はあるかもしれません。







今回のKARA騒動もどちらの言い分も理解できます。



お互いの主張が自分の利益追求となるために



論点がかみ合わないのでしょう。





お互いがどこを見ているかという共通意識が無ければ



その溝は埋まらないのではないでしょうかね?







親子に例えてみると





子は親の背中を見て育ちます。



子供のセルフイメージに大きな影響を与えているのは親です。



人はセルフイメージ通りの思考を持ちそれ相応に行動します。





子は親の映し鏡なわけですね。



ということは子供を見れば、親の内なるものが見えるということになります。





もし、子供が非行に走ったとしたならば



子供にも当然原因がありますが



そのベクトルに影響を与えているのは親と言うことになります。





話をKARA騒動に戻すと



親が自分の損得を追求すれば



子も自分の損得を追求します。





親が「愛」を持って接すれば



子も「愛」を理解し、行動するという事になりますね。



「愛」とは相手本位の認知ですよね。



親が子を思えば



子は親を思う。





単純なことかもしれませんが



目先のことをフォーカスすると



それがなかなか難しいのでしょうね。




本日もお付き合いいただきありがとうございます。