1花 | ken0328さんのブログ

1花

「ねぇ美紗、今日カラオケ行かない?」そう言ったのは、幼なじみの沙織だ。


「今日は、パス」
そう言って美紗は、早々と学校をあとにした。

美紗が向かった先は、駅にあるバー。
バーには、ちょっと風変わりなおばさんがコーヒーを入れていた。
ここは、美紗のおばさんの店でよく美紗は、この店に顔を見せていた。


美紗は、座りながら「おばさん」と呼ぶと、
「おばさんはおやめ。せめてお姉さんか花橋さんとおよび」
美紗は、お姉さんはちょっといいずらかったので、花橋さんといった。
しかし、この花橋さん、このバーの名前まで、FlowerBridgeにしている。バーまで自分の名前をつけるのはおかしくそれを、花橋さんに言うと、ひどく説教される。



「花橋さん、あの花ある?」

花橋さんが持ってきたのは、アカツメクサ、普通、こんな花ほとんどの人が、興味を持たない。

でも、美紗は、この花が無性に気に入っていた。