〖BLですよ
     腐ってますよ
     苦手な人は読んじゃダメだよ(๑• - •`๑)〗





次の日からカズとショウが
毎日手伝いに来ていて
さすがに作業人数が増えて
魔法を使える人までいると仕事も捗る


カズの言った通り
あれからたった一週間で
ツリーハウスは出来上がってしまった……
そこから早速引越し作業をしていると
カズが珍しく申し訳なさそうに
マサキに声をかける


「あ、あのさ……」

「はい?」

「ショウちゃんなんだけど……」

「うん」

 「うちのショウちゃんさ……
 魔法とかの物覚えはすげーいいんだけど
 料理は全然ダメだったのよ……」

「はぁ……」

「悪いけど食事はおまえの担当な」

「え?……でも、魔法が出来るなら
 それで料理も出来るんじゃ……」

「あー……味がさ……壊滅的なのよ
 普通に砂糖と塩、間違えるしさ
 加減が分かってないし……」

「……ははは、了解しました」

「おまえは出来る?料理……」

「えーっと……最低限、かな?」

「うん…… じゃあ二人でその辺は協力して
 ……はぁ、仕方ない……
 最悪、ほんとに食べられるものが
 作れなかったら、うちに来てもいいから」

「ふふ……おじいさん優しい♡」

「おじいさんな……苦労するわ……w」



元々荷物も少ないのと
引越し作業は順調に進んで
今日の分の夕飯は
カズとマサキの母が作って
置いて行ってくれた

二人で食事を終えて
ショウが湯浴みを終えると
マサキが居るであろう寝室に入る
すると部屋の明かりは消えて
窓から入る月明かりに
銀色の毛足の長い大きな犬の姿が見えた


自分と同じくらいの大きさの犬に
思わず足が止まるけど
この部屋にはマサキ以外に
誰も居ないはず……
そう思い、恐る恐る声を掛けた


「……マサキ?」


その声に大きな犬はピクっと耳を揺らすと
低い唸りと共にゆっくり振り返り
ものすごい勢いで
ショウに襲いかかってきた