Twitterが手軽に投稿できるので、ブログを放置してしまっていましたが、今日の日経の三浦カズのコラム「サッカー人として」の内容がいつにも増して素晴らしかったのでメモっておきます。自分が諭されているような内容。


----------------------------------------------------


17歳のころ、ブラジルで悩んでいた僕は諭されたものだ。「僕はいつだって考えている」「考えているだけで止まっている人間はたくさんいる。お前もそうだ。考え、悩め。でも前に出ろ」


失敗して、人生のレールを踏み外すこともある。その時もフラフラでもいいから止まるな-。「一気に100メートル進まなくていい。カズ、1センチでいいから前へ進むんだ。考えるだけではダメだ。」今も胸に残る。


過去の実績なんてものはどこかにしまって、今を歩む。150点以上ゴールしたのは昔の話、今の僕にはどうでもいいんだ。仮にFW経験がない監督が僕にシュートに関して指示をしたとする。「シュートでは教わることはない」と考えるようでは、伸びない。耳を傾け、プラスとなる何かを探すことだ。


学ばない者は人のせいにする。学びつつある者は自分のせいにする。学ぶということを知っている者はだれのせいにもしない。僕は学び続ける人間でいたい。


----------------------------------------------------


今ほどグローバル化が叫ばれていなかった時代に、高校を中退して単身ブラジルにサッカー留学し、初めてセリエAでプレーした日本人もカズだ。日本のサッカーがこれだけ強くなったのもカズがリスクをとって、前へ進み、後進が続く道を切り開いてきたからだ。


考えることは大事なこと、悩むことも必要、でも前へ一歩踏み出さないと何も始まらない。

1998年、日本が初出場を果たしたフランスワールドカップ。そこにカズがいなかったのがなんとも残念。


In 1982 Miura left the Shizuoka Gakuen High School after less than a year, and travelled alone to Brazil at the age of fifteen to become a professional footballer there.



His time in Brazil elevated him to star status and on his return to Japan, he joined the Japan Socce League side Yomiuri FC, which later spun off from its parent company Yomiuri Shinbun and became Verdy Kawasaki with the launch of the J. League in 1993.



Miura then became the first Japanese footballer to play in Italy, joining Genoa C.F.C. in the 1994–1995 Serie A season.



(from Wikipeda)