13日のNY市場は下落。国際エネルギー機関(IEA)が
来年の石油需要見通しを引き下げたことを受けて、
原油相場が下落し売りが先行。
米国債利回りが上昇するなど追加利上げへの警戒感も
強まっており、終日軟調推移となった。
ダウ平均は258.32ドル安の18066.75、ナスダックは
56.63ポイント安の5155.25。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円安の16530円。
売り先行の展開になり、25日線や基準線などの
上値抵抗が意識されやすくなろう。
一方で、日銀のETF買入れが需給を下支えしており、
ボリンジャーバンドの中心値(25日)と-1σ辺りの
レンジ取引になりそうである。
遅行スパンは上方シグナルが継続しているが、
足元の水準でのこう着が継続すると、遅行スパンの
下方転換シグナル発生が意識されてくる。
一方で、25日線を割り込んではいるものの、
下値切り上げのトレンドは継続している。
前日の価格水準での踏ん張りをみせてくるようだと、
自律反発も意識されてきやすい。
16600-16800円のレンジを想定。
下落。直近安値水準での推移となった。
売り一巡後は下げ渋る局面もみられたが、
プラス圏は回復できず、戻りの鈍さが嫌気次第に
嫌気される展開となっている。
ボリンジャーバンドでは中心値(25日)と
-1σとのレンジ内での推移。
バンドが下向きに推移してきており、
これに沿った調整が警戒されてくる。
一目均衡表では基準線の攻防から、同線が上値抵抗として
意識されているが、遅行スパンは実線を上から下に
割り込んできており、下方転換シグナル発生が警戒されてくる。
価格帯別出来高では商いの膨れている16600-16700円の
攻防となり、強弱感が対立しやすいところとなる。
週間形状では26週線を支持線とした16500-17000円の
レンジ内での推移であり、足元、レンジ下限を窺う
展開が警戒されてくる。