7日のNY市場はまちまち。地区連銀経済報告(ベージュブック)では
大半の地区で緩やかなペースで経済が拡大したものの、
大統領選挙が一部企業の経済活動に影響を与えるとの認識が示され、
小幅な値動きに終始する展開となった。

 

ダウ平均は11.98ドル安の18526.14、ナスダックは8.02ポイント高の
5283.93。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円安の16970円。

 

為替市場では1ドル101円半ばでの推移となるなか、
こう着感の強い相場展開になりそうだ。

 

下値は日銀のETF買入れが意識されるなか、

売り込みづらい。

 

また、メジャーSQを控えているため、
大きな値動きは避けたいところであろう。

 

昨日は5日線を割り込んでの推移だったが、
その後は下げ幅をじりじりと縮めてきており、
終値では5日線回復。陽線形成となり、
押し目買い意欲の強さが窺えた。

 

ボリンジャーバンドでは+1σでの攻防だったが、
これまで同様、+1σと+2σとのレンジでの推移に。

 

-1σ、-2σは上昇に転じてきており、バンドの切り上がりに
沿った強いトレンドが意識されてきそうだ。

 

週足の一目均衡表では雲下限での攻防をみせており、
支持線として意識されやすい。

 

一方でMACDはやや下向きでの推移となり、
シグナルとの乖離が縮小してきているため、
いったん陰転シグナルが発生してくる可能性がありそう。

 

16900-17100円のレンジを想定。

 


7日の225先物は前日比90円安の16990円。
ロールオーバー中心で薄商いのなか、静かな相場展開となった。

 

一方、米国株式相場はまちまち。ダウ平均は11.98ドル安の18526.14、
ナスダックは8.02ポイント高の5283.93で取引を終了した。

 

携帯端末のアップル(AAPL)が開催する新製品発表会や
地区連銀経済報告(ベージュブック)を午後に控えて、
朝方から小動き。

 

ベージュブックでは大半の地区で緩やかなペースで
経済が拡大したものの、大統領選挙が一部企業の
経済活動に影響を与えるとの認識が示され、
小幅な値動きに終始する展開となった。

 

円建てCME先物は7日の日中終値比20円安の16970円。
為替市場では、ドル・円が101円60銭台、
ユーロ・円が114円20銭台(8時00分時点)。

 

本日はメジャーSQを前にポジション調整の売買が中心となり、
17000円レベルでの膠着相場となる公算が大きい。

 

未明にアップルウォッチ対応ポケモンGOが投入されるほか、
スーパーマリオシリーズのゲームが年末に配信されると
発表されたことから、任天堂<7974>に市場の関心が向かっている。

 

既に関連銘柄への物色で賑わいを見せそうな気配も感じられ、
指数は蚊帳の外か。

 

上値メドは17050円、下値メドは16900円とする