世界最大の産油国 アメリカ
2014年産出量 日量約1397万バレル
中東を抜いて世界堂々1位
原油価格が一段と下落する可能性大
原油を輸入に頼る日本には 追い風
米、40年ぶり原油輸出解禁…議会が法案提出へ
米議会の与野党幹部は15日、米国産原油の輸出を
解禁する法案を提出することで合意した。
米メディアが報じた。法案は成立が確実視されており、
40年ぶりに輸出が解禁される可能性が高い。
米国は世界最大の産油国で、輸出が始まると、
原油価格が一段と下落する可能性がある。
日本など原油を輸入に頼る国にとっては
追い風となりそうだ。
米国は第1次石油危機を受け、1975年に制定した
エネルギー政策・保存法で、原油の輸出を原則として禁止している。
輸出には厳しい制限が課されており、現在はカナダなど
ごく一部の国に、例外的に少量を輸出しているだけだった。
与野党が提出する法案は、こうした制限を取り払うものだ。
米国では採掘技術の発達により、
「シェールオイル」と呼ばれる原油の産出量が急増。
米エネルギー情報局によると、米国の2014年の産出量は
日量約1397万バレルで、世界1位の産油国だった。
シェールオイルはガソリンなどを多く含む「軽質油」で
米国内の製油所の多くが得意とする油種と異なる。
このため、産出増に国内の精製が追いつかず、
石油開発業者を中心に輸出の解禁を求める声が強まっていた。