日本株は4月下旬からの調整局面が実質ほぼ1週間で一巡すると、
良好な需給も手伝い下値を切り上げた。
今週(18-22日)には再び日経平均株価が2万円台を回復。
東証1部、2部、ジャスダック、マザーズを合わせた日本株の
時価総額は611.66兆円となり、バブル期のピークの
1989年末の水準を上回った。
ガイダンスリスク(企業側の保守的な業績見通しが株価に
悪影響を与えること)など、一連の懸念材料はひとまず
消化されたもよう。
来週(25-29日)は大台を固める展開が予想される。
<「押し目なし」か>
今週の日経平均の上げ幅は前週比で531円に達し、
22日まで6連騰した。
21日の後場から22日前場にかけては、買いの勢いが
鈍ったものの、21日に付けた取引時間中の
高値2万320円からの押し幅は56円にとどまる。
このため、目先はまだ潜在的な利益確定売り圧力が
小さくないだろう。
ただ、下値に控える買い需要もまた大きいとみられる。
それを示すのが信用需給の動きだ。
直近の調整局面に当たる1日申し込み時点の信用売り残
(2市場、1・2部計)は、その前の週から1224億円減少した。
2010年以降では3番目の減少額で、東日本大震災直後の
大底で記録した1439億円に迫る規模。
当該週の日経平均の始値から安値までの下げ幅は震災直後が
1816円だったのに対し、今回は665円にすぎず、
カラ売り組の腰が座っていないことがうかがえる。
マーケットの下落方向への確信の低さの表れだ。
また、これまでに日本株をポートフォリオに十分に
組み込めていない投資家も多く、決算発表をきっかけに
個別銘柄の選別を急いでいる。
相場の騰勢が弱まるタイミングでは、こうした待機資金が
流入して「押し目待ちに押し目なし」の状況をつくっている。
各国の金利をはじめとする外部環境が落ち着いてきたことも、
株高の要因になっている。
米国では弱めの経済統計が散見されるものの、
利上げ観測との綱引きで悪材料視されにくい。
6月末期限のギリシャの金融支援問題についても市場はまだ楽観的だ。
来週の日経平均のレンジは2万-2万500円を想定する。
短期的な過熱感から序盤は売りが先行する可能性があるが、
需給構造が生み出す頑強さが下値を支えるだろう。
仙人さん 曰く
日経平均は高値更新の後は値を保ったまま推移しています。
ダウ
ダウは調整の気配が出てきています。
高値を付けた後は陰線が続き9日移動平均線タッチとなりました。
移動平均線の並びは最強の並びなので9日移動平均線
強い支持線として機能する可能性があります。
来週は9日移動平均線からの反発となるのか
どうかから見ていくことになります。
年初来高値を更新してすべての移動平均線の上にでていますので、
押し目買いが有効なチャートということになります。
ナスダック
ナスダックは調整の気配はなく上を目指す動きです。
来週は高値更新の動きになる可能性が高いでしょう。
このまま上を見ていけるチャートです。
高値更新した後は、調整を待っての買い場探しをする動きですね。
日経平均
日経平均は年初来高値を更新した後は値を保ったまま
すべての移動平均線の上での動きになっています。
移動平均線の並びは最強の並びで、
株価はすべての移動平均線の上にあります。
押し目買いが有効なチャートです。
しかし、強い動きをしている時というのは、
「押し目待ちに押し目無し」ということがあります。
押し目無しというのは調整がないということではありません。
押し目は価格の調整です。
調整には価格の調整と時間の調整があります。
強い動きをしている時は価格の調整にはならずに
時間の調整になることが多くあります。
今の動きも時間の調整になってきています。
このまま値を保ってもう一段上への
動きになる可能性がありますね。
値を保ったまま9日移動平均線が上昇してくれば
上昇開始の合図になりそうですね。