塩崎厚生労働大臣 虎の子に手を付ける



日本人の資産が1600兆円弱で、政府の借金が1200兆円弱、毎年の赤字国債が40兆円弱と考えると
「日本人が日本政府をファイナンスする」という現状の枠組みは単純計算で
【(1600兆円ー1200兆円)÷40兆円】であと10年程度しか維持できない。


つまり結局は年金と財政を立て直さなければならない


そこで 安倍首相に近い塩崎氏が厚生労働大臣となりGPIFの改革を
断行するという


塩崎厚生労働大臣は 公的年金の積立金を運用している独立行政法人が株式への投資を
増やす方向で運用方針の見直しを進めていることについて、
「積立金の6割を国債に投資するという今の運用方針は、世界でもあまり見られない」


「GPIF=年金積立金管理運用独立行政法人が、国債に投資していた資金を
株式などほかのものに、さらに投資することが大切だと思う」語っている


そのうえで塩崎大臣は、GPIFが株式への投資を増やす方向で運用方針の見直しを進めていることについて、
「積立金が120兆円もありながら、その6割を国債に投資するという今の運用方針は世界でも
あまり見られない。


安全かつ効率的に分散投資しようということを考えて行きたい」 とのこと


年金財政も運用がそれ程思うように行かず本来年度末積み立て140.8兆円と予測されていたところ
126.6兆円と14兆円の不足、基礎年金を補填する政府財政も借金まみれの日本の現状


安倍政権としては 株価上昇による年金積立金運用改善をはかるべく、これまで国債中心に
割り振られていたGPIFの運用方針の見直しを進めていくことが考えられる


実際GPIFの運用改革論者の塩崎恭久氏を厚生労働大臣に送り込んだことに、
安倍政権の確たる意思を感じる。


GPIF=年金積立金管理運用独立行政法人は世界最大のファンド。


 このお金が株式市場に向けられるインパクトは凄まじいが、
その分運用リスクは増すわけで「我々の年金の将来は株価とともにある」と
言ってもよい状況が生まれつつある。


これに「我々の貴重な年金資源でそのようなリスクの高い運用をするべきではない」
との批判がある


かといって現実的にGPIFの運用成績を高めるために打つ手は相場に投資するくらいしか無いわけで、
私たちの年金はこれから株価の上の綱渡りを開始することになることは明白となっている。