11日の日経225先物は、先週末比370円高の15130円で取引を終了。高値は15170円、安
値は14970円。上下のレンジは200円。売買高はラージが5万3772枚、ミニは46万8326枚。


一方、TOPIX先物は、先週末比28.5p高の1253.5p。高値は1254.5p、安値
1240.5p、上下のレンジは14.0p。売買高は4万5173枚。


米国株の上昇を受けて地政学リスクに対する過度な警戒感が後退して、
225先物は買い戻し優勢で取引を開始。


寄付き後は、一時15000円台を割り込む場面も見られたが、
13時辺りから断続的な買いが入り上げ幅をじりじりと拡大した。


現物市場では年金による買いなど実需買いも入ったとの観測。


日足の一目均衡表の雲上限(15157円)も一時クリアするなど先週末の下落分
(430円)を8割がた取り戻す格好となった。


225先物の手口では、UBS、三菱UFJ、バークレイズが買い方上位に並んだ一方、
Aアムロが2510枚の売り越しとなった。


TOPIX先物に関しては、JPモルガンが買い筆頭となった一方、
メリルリンチが売り筆頭に。



前週末8日の米国株式市場は大幅反発し、NYダウは前日比185.66ドル高の
1万6553.93ドルとなった。


ロシア軍がウクライナ国境付近での軍事演習を終了したと報じられ、
ウクライナをめぐる欧米とロシアの緊張が緩和するとの見方が台頭。
短期的な戻りを狙った買いが優勢となった。


 前週後半は200日移動平均線近辺で踏みとどまっており、下値支持線として確認された。
7月後半からの下落幅の大きさもあり、11日も買い戻しが継続するとみられる。


ただ、ウクライナ情勢はもちろん、イラク情勢も含めて地政学リスクは払しょくされておらず、
いつ状況が悪化してもおかしくはない。


経済指標など目立った買い材料もない。
8日に大幅反発した反動もあり、上値では短期的な利益確定売りが出ることもありそうだ。


 今週は、7月小売売上高(13日)のほか、8月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値、
8月ニューヨーク連銀製造業景気指数、7月鉱工業生産(以上15日)などの発表が予定されている。



大幅反発で15100円を回復してきている。


ただし、下降する5日線が上値抵抗として意識されているほか、ボリンジャーバンドでは
-2σを突破し、-1σとのレンジ内での推移であり、先週末の大陰線による自律反発の域は脱していない。


一目均衡表では雲下限から雲上限の攻防に移ってきており、雲突破を見極めたいところ。


また、15100円レベルは直近もち合いレンジ(15100-15500円レベル)の下限であり、
支持線から抵抗線に変わっているところであり、強弱感が対立しやすいところである。


MACDは5月安値水準から切り上がりを見せつつあるが、シグナルとの乖離が大きく、
陰転シグナルは継続している。


ただし、先週末の大幅下落で13週線を割り込み26週線まで下げていたが、
再び13週線をクリアしてきたことにより、ボトム意識が高まりやすくなった。