ウクライナ情勢や中東情勢に警戒しつつ、連邦公開市場委員会(FOMC)と
米国7月の雇用統計に注目する展開となる。


ウクライナの紛争が激化した場合、イラクが内戦に陥った場合、パレスチナ紛争が激化した場合は、
リスク回避の円買い圧力が強まる。


しかしながら、日米の金融政策の乖離観測や年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による
外貨建て資産への投資増額期待からドルの下値は限定的と予想される。


【連邦公開市場委員会(FOMC)】(29-30日)


連邦公開市場委員会(FOMC)では、資産購入額が350億ドルから250億ドルへ、
100億ドルのテーパリング(量的緩和縮小)が予想されている。


米国の6月の雇用統計の改善や7月19日週の新規失業保険申請件数が2006年2月以来の
28.4万件まで減少したことを受けて、声明文で出口戦略に言及されるか否かを注目


【米国7月の雇用統計】(1日)


米国の7月雇用統計の予想は、失業率は6.1%で6月と変わらず、非農業部門雇用者数は、
前月比+22.5万人で、6月の+28.8万人から増加幅の減少が見込まれている。


雇用情勢が大幅に改善するポジティブ・サプライズにならない限り、量的緩和第3弾の

終了時期は10月頃、利上げ時期は2015年第3・四半期以降という市場予想は変わらない。


雇用情勢の大幅改善となるポジティブ・サプライズになれば、利上げ時期が

2015年第2・四半期以前に前倒しされる可能性が高まることで、ドル買い要因となる。


【中東の地政学的リスク】


中東の地政学的リスクの高まりは、米国が軍事介入していないことで、「有事のドル買い」
となる可能性に警戒することになる。


イラクでは、アルカイダ系の武装組織「イラク・シリア・イスラム国」が樹立したイスラム国と、
イラク、イラン、シリア、サウジアラビアとの緊張が高まりつつあり、ラマダン明けに向けた
紛争拡大に警戒する展開となる。


パレスチナでは、イスラエルによるガザ地区への地上侵攻により、中東全域での
地政学的リスクが高まりつつある。


イラクが内戦に陥った場合、原油価格が上昇することで、原発稼動停止で原油輸入の

依存度が高い日本経済にはマイナス要因、貿易赤字の拡大により円安要因となる。


【ウクライナ紛争】


ポロシェンコ・ウクライナ政権と親ロシア武装勢力との武力衝突が激化しつつあり、
欧米とロシアの対立も緊迫の度合いを増しつつある。


ウクライナ東部での紛争が激化した場合、リスク回避の円買い圧力が強まることになるが、
第2次冷戦の構図からは「有事のドル買い」となる可能性にも警戒することになる。






仙人さん 曰く




日経平均は、15465円のピークの翌日に大きく下落しましたが、
その下落を打ち消す上昇にjなっています。


ダウ


ダウは大きな下落となり、9日移動平均線を割り込み、
25日移動平均線も割り込みました。


前回終値で25日移動平均線を割り込んだのは5月20日でした。
46営業日前になりますね。


この時は1日だけ25日移動平均線を割り込んだ後反発し、
上への動きに戻りました。


今の移動平均線の並びは最強の並びですから、
今回もここで下げ止まり反発する可能性が高いと思われます。


ナスダック


ナスダックはギャップダウンとなりましたが
すべての移動平均線の上での動きが継続しています。


ダウは25日移動平均線を割り込みましたがナスダックは
すべての移動平均線の上にあり、強い動きが継続しています。


ストキャの数値は「73.1」「79.0」「67.0」となっていて
ストキャのアンチ買いのセットアップになっています。


次の足で上への動きになるとアンチのトリガーが引かれることになります。
買い方はチャンスということになりますね。


日経平均


買い方にとっては、どうしても上昇させておきたい場面で
上昇させることに成功です。


これは上への出発になる可能性が高いですね。


そうなると、7月18日の安値15110円が
今回の短期下落波動のボトムになってきます。


ここでボトムが決まると、15465円-15110円という下落波動は、
その前の下落波動15490円-15101円の波動にはらむ形になりますので
重要な波動ではなくなります。


高値切り下げ安値切り上げのトレンドレスという判断になっても
強い動きとなります。


また、月曜に15465円を上抜く動きになれば、計算上ボトムが確定しなくても、
高値の切り上げが確定し、高値切り上げ安値切り上げの上昇トレンドへと戻ることになります。


月曜は15465円を上抜く可能性が高いのではないでしょうか。
計算上のボトムが確定するのは、月曜の安値が15416円よりも高くなった時です。


ここからの上昇は6月中旬から続いているボックス圏の動きを上に抜けることになるので、
中期的には16000円を目指す上昇になってくるのではないでしょうか。


楽しみになってきましたね。