松山英樹、史上初 ルーキーイヤー 賞金王に!



 怪物が中・高校時代を過ごした高知県で今季4勝目を挙げ、
史上初のルーキーイヤーでの賞金王に輝いた。


 国内男子ツアー「カシオワールドオープン」の最終日。


首位タイからスタートした松山英樹の前に立ちふさがったのは、
東北福祉大学の先輩で選手会長の池田勇太。


松山はスタートから3連続バーディを奪った池田に3番で並ばれると、
一時は3打差まで差を広げられてしまう。


だが結局、この日2つスコアを伸ばした松山がトータル12アンダーで優勝した。


 松山はこの勝利で史上初のルーキーイヤー賞金王が確定。
ルーキーイヤーでの年間4勝で倉本昌弘が81年にマークした記録にならんだ。


そして獲得賞金は史上三人目の2億円超え、
また16試合(海外3戦含む)での達成は最短記録となる。


 記録尽くめの勝利、それを“第二の故郷”で達成できて「中学、高校でこのコースで
練習させてもらっていたので、特別な思いがあります」と感慨深げに話した松山。


この日も左手親指を気にする場面が目立ち、体調は万全ではなかったが
それでも勝つのが怪物と呼ばれる所以か。


賞金王については「1年間通してトップに入れたことは凄くうれしい」、
この1年間の自身の頑張りを評価した。



今季の獲得賞金額を2億0107万6781円とし、次週の最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」を
待たずして賞金王が決定。


今年4月2日にプロ転向した松山は、賞金ランキングに加算される国内13試合、
海外メジャー3試合において優勝4回。


ルーキーとしては、81年の倉本昌弘に並ぶ年間最多タイの4勝と、
史上最速となる16試合目での年間獲得賞金2億円超えを達成した。



年間で2億円を超えたのは1994年(2億1546万8000円)、96年(2億0964万6746円)の尾崎将司、
01年(2億1793万4583円)の伊澤利光以来となったが、到達までにかかった試合数は
16(賞金加算される海外メジャー含む)で、史上最速。



◆青木功
「ルーキーイヤーで何から何まで初体験の連続
海外メジャー競技での成績がよかったことが評価できる。


ルーキーイヤーに賞金王になれる逸材、もっともっと大きく育ってほしい。
これからは周りに影響されない芯の強さが大事になってくるだろう」


◆尾崎将司
「予想はしていたけれど、ここまでするとは思わなかった。
日本のツアーもレベルが上がっている中でのこの快挙は二度と出ないだろう。


松山と石川(遼)の米ツアー参戦で日本のツアーも寂しくて、
ある意味では暗いところもあるが、本人の目標を達成できるように見守ることも大事である」


◆中嶋常幸
「まずはルーキーイヤーで賞金王になれたことは素晴らしいの一言につきる。
特に海外での戦いは、これから日本人がメジャーチャンピオンになれる可能性を

感じさせる活躍であったと思う。


ただ、秋に体調を崩したように年間を通じての体調管理をしっかりとしなければ
思わぬ不調になってしまうこともあるから、注意してこれからも頑張ってほしい」


◆石川遼
「ルーキーイヤーに賞金王なんて 難しいどころじゃないです。

1年目でシード権を獲得するだけでも難しいし、凄いことなんです。


今後、出るかどうかの記録だと思います

英樹とは これからもお互いに高めあっていきたい。」



歴代 賞金王


1985 中島常幸 101,609,333
1986 中島常幸 90,202,066
1987 デビッド・イシイ 86,554,421(アメリカ)
1988 尾崎将司 125,162,540
1989 尾崎将司 108,715,733


1990 尾崎将司 129,060,500
1991 尾崎直道 119,507,974
1992 尾崎将司 186,816,466
1993 飯合肇 148,718,200
1994 尾崎将司 215,468,000


1995 尾崎将司 192,319,800
1996 尾崎将司 209,646,746
1997 尾崎将司 170,847,633
1998 尾崎将司 179,627,400
1999 尾崎直道 137,641,796


2000 片山晋呉 177,116,489
2001 伊沢利光 217,934,583 ★
2002 谷口徹 145,440,341
2003 伊沢利光 135,454,300
2004 片山晋呉 119,512,374


2005 片山晋呉 134,075,280
2006 片山晋呉 178,402,190
2007 谷口徹 171,744,498
2008 片山晋呉 180,094,895
2009 石川遼 183,524,051


2010 金庚泰 181,103,799(韓国)
2011 裵相文 151,078,958(韓国)
2012 藤田寛之 175,159,972
2013 松山英樹 201,076,781(残り1試合)