日経平均株価は、前日比45.91円高の11652.29円で取引を終了した。


先週末の米国株高や円安進行が追い風となり、景気敏感株を中心に
買い先行でスタートした。


日銀の新総裁候補である黒田氏の所信聴取を受けて、あらためて金融緩和期待も
高まり、TOPIXは一時1000ポイントの大台を回復。


ただし、デリバティブ取引のシステムトラブルが発生し、
買い手控えムードから伸び悩む格好に。



4日の日経225先物は、先週末比80円高の11650円と3日続伸で取引を終えた。


高値は11770円、安値は11630円。上下レンジは140円。売買高はラージが5万9935枚、
ミニは34万8021枚。


一方、TOPIX先物は、先週末比8.5p高の991.5p。高値は1002.0pと2010年
4月以来となる1000p台を回復する場面が見られた。安値989.5p、上下レンジは
12.5p、売買高は5万5194枚。


為替の円安推移や日銀新体制に対する金融緩和期待などが材料視され

てギャップ・アップで取引を開始。


寄付き後には、衆議院での次期日銀総裁候補黒田東彦氏に対する所信聴取で
期待通りのコメントが伝わったことで指数は昨年来高値を更新。


先週末比200円高の11770円まで上げ幅を拡大した。


このまま買い優勢かと思われたが、大証のデリバティブ取引でシステムトラブルが発生、
14時10分まで3時間ほど取引を停止と水を差す格好に。


上海株の急落もマイナス視されたことから取引再開後は上値の重い展開となった。

225先物の手口では、期近と期先に絡んだロールオーバーが増加。


ただ、ロールオーバー分の売りを考慮してもクレディ・スイスは2000枚強売りに
傾いているとの観測。


TOPIX先物に関しては、各社ロール中心の商いに。


ギャップ・アップで高値を更新したが、ボリンジャーバンドの+2σで

上値を抑えられている。


過熱感が意識されやすく、その後は想定内の高値保ち合いに。


しかし、昨年11月からの上昇局面において、ギャップ・アップでの陰線形成では、
その翌日からいったん調整が意識されてくるところ。


11500円をサポートに変えてきており、11500-11700円レベルでのレンジに。
11750円辺りを再びクリアしてくると、11750-12000円のレンジに移行。


MACDはシクナルとのクロスで陽転シグナル発生が近づく。


前回はダマシとなっただけに、再びダマシなら、調整確度が高まる

なお、新値足は3本陽線が完成。


保ち合いレンジのなか、再び11100-11500円のレンジに戻される可能性はあるが、
11200円を割り込むと、新値足は陰転する。






仙人さん 曰く





日経平均は新高値更新。


TOPIX


久しぶりにTOPIXのチャートを見てみましょう。


現在のピークボトムは
高値切り上げ安値切り上げの上昇トレンドとなっています。


株価はすべての移動平均線の上にあります。
ストキャは高い数値で下がらずに推移しています。


移動平均線の並びも

9日移動平均線

25日移動平均線

75日移動平均線

200日移動平均線

となっていて最強の並びです。

言うことなしの強いチャートです。


930ポイントから始まった今回の短期上昇波動は12日が経過しました。
日柄的にはそろそろピークを出しても良いころであると言えます。


しかし、ここ最近の動きを見ていると短期上昇波動の期間は非常に長くなっています。
日柄で天井らしさを見ていくと痛い目に合いそうですね。


仮にここから下落波動に転換したとしても下値は限定的となり
最上昇して高値更新する可能性が高いでしょう。


下落は良い押し目となり上への動きが加速することになるのではないでしょうか。



日経平均


今日はギャップアップでの寄り付きとなりましたが
日中は調整となり陰線での引けとなっています。


新高値の陰線という足型です。
この足型が高値圏で出ると天井を示唆します。


今回の短期上昇波動で新高値の陰線になったのは赤丸の5回です。
過去4回のうち3回は翌日下落しています。


新高値の陰線の翌日に株価が下落するとさらに天井らしさは高まるのですが
今回の上昇波動においてはその法則が当てはまりません。


それだけ例外的に強い動きになっているということです。
新高値の陰線というだけで売るのはリスクが高いということになります。


まだ今回の上昇波動が終わるという判断をすることはできませんね。
下落転換したとしてもTOPIX同様に下値は限定的ではないでしょうか。


25日移動平均線が強い支持線として機能してくることが考えられます。
中期的にも上を見ていて良さそうですね。



ストキャスティクスというのは通常逆張り指標として利用させることの多いオシレータです。
ストキャスティクスを逆張り指標として売るトレーダーも多く存在すると思います。


本当に逆張り指標として使ってもいいのか見てみましょう。
基本的には、価格が上昇するとストキャスティクスも上昇します。


そして、価格が下降するとストキャスティクスも下降します。
ストキャスティクスが表示される数値の範囲は0~100の間になります。


マイナスで表示されることはありませんし、100よりも上で表示されることもありません。
一般的にストキャスティクスは逆張り指標として使用されます。


数値が80以上になると買われすぎであると判断され、
20以下になると売られすぎであると判断します。



60分足は高値切り上げ安値切り上げの上昇トレンド。
株価は移動平均線の帯の上限にあります。
ストキャは下落中。


15分足は高値切り上げ安値切り下げのトレンドレス。
株価は移動平均線の帯の下限にあります。
ストキャは中途半端な数値から下落。


大証のシステムトラブルによりチャートが途切れた形になっています。
60分足は2本だけ抜けているチャートですが15分足においては10本ほど抜けています。


現在の株価位置を見ると15分足では移動平均線の帯の下限であり
押し目としては良い水準になっています。


60分足では移動平均線の上限ですから、こちらも下げ止まる価格帯ですね。


ナイトセッションは寄り付きから上昇するのであれば買えるチャートということになります。


システムトラブルにより売買出来なかった時間帯の影響がどのように出るのかは不明ですから
買う場合でもいつもよりエントリー枚数は少なくして様子を見て方が良いでしょう。


11700円で寄付いた後は11690円を見て上昇開始。
高値は11770円まで。


強い動きが継続しています。
ここからも買いを考えていけばいいですね。


まずは一番短い足である5分足の調整を待って買い場探しということになります。